奈良市ジュニア競技のケガ予防のスタジオ/ 小学生・中学生のスポーツ選手の鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)、実は”ただの成長痛”ではないのです②
奈良市スポーツ傷害専門トレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
前回の続きになります。
グロインペイン症候群の改善するためのトレーニング方法についてです。
ほとんどの医療機関ではグロインペイン症候群では安静、運動の一定期間の中止でしょう。
しかし、この安静、運動期間の一定期間の中止中はある程度痛みは軽減するとおもいます。
しかし、また同じようにスポーツを行うと痛みは伴います。
それは、痛みの原因が動作にあるからです。
痛みはほとんどのスポーツ傷害では動作にあると現代スポーツでは言われています。
そのため、安静というのは、動くことを制限する必要のある状態だけをさします。
しかし、ほとんどのスポーツ傷害ではそこまで大きな状態になることは少ないのです。
グロインペイン症候群ではまず改善することは
上肢、下肢の連動を正しく行うということです。


①②上半身の回旋運動(分離動作)
身体の動作には分離と連動と呼ばれる動作をまずは行う必要があります。
例えば分離とは下半身の動きを制御して上半身だけを動かす。
例えば、スイングするゴルフ、野球、テニスなどはこの分離動作が出来ないと
身体が同時に上半身と下半身が動くと強い力を生みだすことが出来なくなります。
そのため分離と呼ばれる運動を正確に行う必要があります・
【分離運動とは】
分離するには、関節を止めることが必要になりますがこれを足で行うとなかなかうまくいきません。
あくまでも身体の制御は体幹部分にあります。この体幹動作を制御することから始めましょう。
写真①②では、下半身の動きを制御して、上半身を動かします。このとき、上半身は胸椎を回旋するのですが
無理に腕を動かすのではなく、胸椎のアイソレーションと呼ばれる関節の動きを練習します。


③④下半身の分離運動
次に下半身の分離運動です。
上半身は動かさずに下半身だけを動かしていきます。このときも体幹部分の意識がとても必要になります。
上半身は動かさず、股関節だけを伸展、屈曲します。
この分離運動に必要になるのは各関節の動きを知ることです。
しかし、多くの選手ではほとんど動かす関節を間違えて行うことが多いのが現状です。
それは普段の生活でゲームやスマホ、PCなどで、身体が猫背になることが多く、姿勢が大きく崩れています。
そのことが普段の生活にも大きく影響します。
とくにグロインペイン症候群では股関節、胸椎の動きを正しく練習することで
関節を分離して動かすことが出来ることで、このあとの連動動作でもとてもスムーズに関節を
動かすことが出来ます。
関節、筋などは基本正しく使うことで本来の意図を発揮します。そのため、
分離運動を行い、関節がどのような動きができるかを確認しましょう。
【連動動作とは】
連動動作とは先ほどの分離を今度は一連の流れで行います。ただし
これにはいくつかのルールみたいなものがあります。
基本的には同時に足と手を同時に動かすことは難しいのです。
手のほうが短いため、足は遅れてきます。

⑤連動運動トレーニング
連動動作では腕の位置が速く動くためにそれを考慮して動き必要があります。
例えば歩行などでは、足を速く動くことは腕のスイング速度が遅いとできないのです。
これは腕→背中→骨盤→脚とつながっているため、腕を速く引くことで
骨盤を動かすことにつながります。それが脚を前に出すことになるのです。
そのため、
ルール①では腕のスイングを速く行うことで止まる、走る行動の基本的な動作となります。
ルール② 道具を使う競技では野球、テニス、バトミントン、ゴルフでは腕を速く動かしすぎると
股関節の動きが途中でローディングするという力をためる動作が難しくなります。
そのため、腕から動かしても最後は股関節のエンドポイントまでは腕のスイングを早めないことが
大切です。そしてスイング動作に入ると今度は下半身を先に動かしてブレーキがかかってから
上半身の回旋動作を行います。
このように競技の特性により身体の使い方が違うため、かならず分離運動をまずはできるだけ正確に
行うことえ様々な連動動作に対応することになります。
グロインペイン症候群はこのように、分離運動を行うことで関節を正しく動かすことができ結果
一部分への負担を軽減することになります。
サッカーでは特に腕の動き、胸椎の動きを制限をかけて足だけに頼るプレーは
身体の一部分に負担をかけます。最近では狭いコートで練習をするとどうして動きも小さくなり
足だけに頼る傾向になります。
関節を正しい可動域までしっかりと動かす、そのために体幹部分をコントロールできる分離運動をまずは
お薦めします。
コーチ兼トレーナー野島



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