スポーツ障害を考える。 鼠径部痛症候群(グロインペイン)を予防するにはお腹の圧を高める練習が効果的。

奈良市のスポーツ障害専門のあすか鍼灸整骨院、

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


今日の投稿は

鼠径部痛症候群(グロインペイン)を予防、改善するにはお腹の圧が重要に。

 

鼠径部痛症候群とは上半身と下半身の連動動作がうまくいかずに起こる

鼠径部周辺のスポーツ障害と言われています。

しかし、ほとんどのこの症状で来られる選手の多くが、きちんとお腹の圧を

かけれない状態が見受けられます。連動動作の中心はお腹にあります。

お腹の深層部にある筋がうまく働かないことが上下の連動がうまく作動しません。

このお腹の筋を活性させないまま、ストレッチなどを行ってもなかなか症状が

安定的に回復することは難しいと思われます。

グロインペイン症候群は、体幹部分の本来動くべき筋が正しく作動することで

症状は軽減し、回復します。

 


連動動作の症状を安定させるお腹の活性方法

 

お腹がうまく活性するには呼吸筋や腸腰筋が正しく作動することが重要です。

この筋を作動させるには、まず股関節を完全に曲げることが必要です。

座った状態で股関節を背中をまっすぐにして曲げてみてください。

お腹の圧がだんだん高まるのがわかります。この圧こそが身体の安定を

司る非常に重要な筋肉の活性している証拠なのです。

この圧を高めることが出来ないと、連動動作をスムーズに行うことが出来ません。

 

圧を高めるには、腹横筋、横隔膜、腸腰筋へのアプローチが必要になります。

上下の連動はこの圧が高まることで可能になります。

圧を高めることが出来ないと下半身の動きと上半身とがバラバラに動くことになります。

ただグロインペイン症候群の発症しやすい競技がサッカーに多いのは、

サッカーでは上半身を使うことが本来は多いのですが、足だけ、下肢だけに依存して

行うことが挙げられます。その為、本来使う連動動作を下肢の筋に依存していることが

原因だと推測致します。

正しい神経の伝達を再度覚えることで、グロインペイン症候群の症状は完治していきます。

正しい動きは幼い幼少期に一度は皆さん習得されているのです。

再度正しい動きを取り戻してグロインペイン症候群を完治させましょう。

 

 


 

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0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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