奈良市 スポーツ傷害専門予防トレーニング/ テニスでの手首、肘の痛みについて、フォームを見直すことが大切に。

奈良市 スポーツ傷害専門のトレーニング施設のasukaトレーニングクラブ。

今日はスポーツ傷害について。

最近はスポーツ傷害でのお問い合わせが少なくありません。スポーツ傷害とが各競技において

過度な練習や練習時間が増えるとどうしても怪我人が出やすい傾向にあります。

 

先週もテニスで毎日練習をしている為、肘や手首が痛い、そして満足にプレーできなくなっている

でも練習日を減らすことはしないというご相談を受けました。

この場合、まず中学生や高校生の場合、実質練習して大会までの期間2年と6カ月程度になります。

4月に入学して3年生の5~7月で地区予選、近畿大会がありそこで勝ち上がって8月に全国大会。

それで基本引退になります。但し全国大会にテニスで出場するには県から数人になります。

 

その中で肘、手首が痛いまま1カ月、2カ月おこなっていてはまずそのレベルに到達することは

不可能になります。

それは全国大会に出場を考える選手には中学生でも高校生でも自分の身体の動作への意識が強い選手が必ずといっていいほど

勝ち上がります。その為痛みを抱えたまま練習を継続することは結果的には大会に出るだけになり

その後のパフォーマンス向上にはならない可能性が高くなります。

 

全国大会レベルに出場することを考えているなら自分自信の動作を見直し、改善することを日々心掛けをすることが

結果的にパフォーマンス向上につながります。

目先の試合ではなく、どのような位置に自分を持っていきたいのか。その為に今何を最優先で行うか。

その意識が次のステージにあがることになります。

 

中学生以上ではそのような考え方が大会で上位に進むには必要になります。

その中でテニスで肘、手首が痛いのは打ち方に大きな問題があります。

ラケットを使うような競技、テニスバトミントン、ラクロス卓球などは初心者の間はどうしても

腕だけで動作行う傾向になります。

私は大学の全国レベルのテニスチームのトレーナーとして活動をしていました。その時思うことは、

全国レベルでは腕では打たない、実際には体幹、股関節、胸椎などをうまく効率よく動かして打ちます。

その為、軽く振っているのにとても威力があるのです。

その為、肘、手首が痛いのはまずは腕で打つという動作を改善しましょう

①身体を支えるトレーニング風景(小児)

身体を実際に支えには肘や手首ではありません。身体を支えるには肩甲骨の動き、胸椎の動きが大切になります。

上記写真①では小児の子供さんが腕で身体を支える運動風景ですこの時、身体を支えるのは肩甲骨と体幹で支えているのです。

これは大人ではどうしても腕の腕力で行うことがある為、出来ないのすでが小児の小さい子供さんの場合、腕の腕力が無いため

本能的に肩甲骨と体幹で支えることになります。これが自然な使い方なのです。

 

このように腕に力がある為、大きくなるとどうしても末端の力で身体や道具を支える傾向にあります。

しかし、本来このような小さいお子様の場合本能的に自分が使える部分が決まっているため体幹と肩甲骨で

身体を支えることを誰からも教わってなくても出来るのです。

 

①テニスの場合まず肘が身体から離れて打つ傾向にある

②手首を底背屈を繰り返す傾向にある

⓷下半身を使わずに腕だけで打つ傾向にある。

このような打ち方の場合、手首、肘への負担がかかります。

エルボーアップ(ハイエルボーともいいます)と言われる動きを覚えましょう。

②~④肘を高く挙げるハイエルボートレーニング

この写真のように肘を高くあげることがラケットを扱う競技ではとても必要になります。

肘を高くあげることで肩甲骨を下げることが出来ます。この肩甲骨を下げることで体幹部分の安定に結果繋がるのです。

ラケットを振るときに肘から先を前に出しがちです、しかし、肘から先が前に進むとどうしても自分の体幹から腕が遠くに離れる為

結果肩甲骨を安定させることが困難になります。

 

それをカバーする為に、手首を背屈、底屈する動作が増加し肘や手首を痛める原因になります。

まずはハイエルボーでの振り方を覚えましょう。

当クラブでは大学の全国大会常連のテニス部のトレーナーが専属でテニスの動作を一からトレーニングを

おこなっております。

トレーナー兼コーチ野島

https://asuka-junior.com/course/249/

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。