
奈良市 ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
夏休みも終わり秋のシーズンですね、ラグビーも大学もリーグ戦が始まります。
高校性も全国大会の予選や開始されます。みんな頑張れ!!
ラグビーで速く走ること。これはここ10年くらいでかなり浸透してきております。それも
BKだけでなくFWも。
走るには走るスキルを覚えることが必要です。
一瞬で相手を抜くスキルはとても大切でしょう。
では中学生、高校生で相手を一瞬で抜くにはどのようなスプリントトレーニングが必要になるのか。
このスプリントトレーニングを行うことで0~10mまでのスピード飛躍的にあがります。
速く走るにはまず科学的な根拠のある動作を覚えましょう。ただ走るだけでは速くなることに
時間がかかります。
まずは足首と膝の位置です。
①足首と膝の角度
写真①のように足首90度。膝も90度くらいのこの角度でのまずは足を動かす練習をしましょう。
実際に世界でトップクラスのラグビーの選手はこの角度でほとんどがスタートを切っています。
写真のような道具がなくても壁で足動かすだけもまずは動作の角度を覚えましょう。
次に地面を捉える足の位置のトレーニングです。
②走る時に膝を前に出すイメ―ジ
次に速く走るには膝を前に出して走るイメージが必要です。
膝より前に下腿部が出ないようにしましょう。膝が前に出て足首は臀部付近の方にあることが
理想です。速く走るには地面を慣性の法則にのっとって行うことが必要です。その為には膝が前に出て膝より下が
膝の後ろ側にあることでより地面を斜め下押すことができ、素早いスタートになります。
※写真②参照
次に最初のスタートでは1~2歩目の足の着く位置を遠い所につかないで走ります。
これはスタートで足を頭よろ前に出そうとするとスピードが無いためどうしても身体が後方に流れてしまい
逆に失速してしまいます。
③走る頭の位置
その為、出来るだけ最初のスタートの1~2歩目は出来るだけ自分の身体に近い位置を踏んでスタートしましょう。
その後速度が乗ると自然と身体はおきあがりますがラグビーでは姿勢を変化させずに低い位置で走ることをお薦めします。
高い姿勢になるとどうしても速度が下がるだけでなく、ステップなどのスキルも難しくなります。
この3つをまずは練習しましょう。
当クラブでも数カ月で8秒台後半の選手が7秒前半で、7秒台後半の選手が6秒5程度で走っています。
これは走るスキルを覚えたからです。是非走るスキルを覚えてラグビーでのスプリント能力を強化しましょう。
速く走ることはこれからのラグビーでは必須です。
スピードは天性ではなくトレーニングで確実に速くなります。
トレーナー兼コーチ野島