奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/ 競技力向上の為のトレーニング、野球編。 剛速球とコントロール向上の動作とは!!

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

ジュニアトレーニングではイメージが大切です。

 

自分がどのようになりたいかをイメージしましょう。

そのイメージが自分を強くしてくれます。

イメージをする練習を毎日しましょう。例えば、試合でこんな風に走りたい、ではその為に

どんな練習を行うべきかがわかります。

 

それがわからないと、なかなかジュニア期の小学生高学年~高校生ではなかなか競技でのレベルアップへの

道順をしめすことが出来ないと思います。

そして自分で思い続けること。理想を想い続けないと結果は出ませんよ。

 

試合でこんな風に勝ちたいとかプレーしたいとか。

想いましょう、思う気持ちが最後活きてきます。

 

今日は野球です。高校野球も始まり、投手でも最近では140キロを投げる選手も珍しくありません。

では、中学生、小学生で速球を投げる、そしてコントロールを向上させるには

どのようなトレーニングが必要になるのか。

 

まず速い球を投げるには、それを可能にするフォームが必要になります。

①股関節への体重を移動する能力

②並進運動を正確に行う能力

③ブレーキの際に、前脚で体重を支える能力

④腕の振りを出来るだけ、腕ではなく胸椎の回旋と股関節の回旋で行う。

 

この4つが必要になります。

①②胸椎、肋骨の運動

まず、速い球を投げるには胸椎、肋骨の運動動作がとても大切になります。

下半身からの力をいかに上半身につなげるかが大切です。この上半身のトレーニングとして

写真①②の肋骨、胸椎の動きを出来るだけ行い、可動性を確保することをお薦めしております。

 

写真①②では、胸椎を動かして出来るだけ上半身の腕への負担を軽減します。

この肋骨、胸椎の動き硬い人は下半身からの力をうまく上半身に伝えることが出来なくなります。

その為上半身の動きをまずは各関節の動きを出来るだけ可動性を広げるようになりましょう。

 

下半身で投げるというイメージは皆様あるのですが実際には腕だけで投げていることが

多くあります。

これはせっかく下半身では回旋をおこなっているのに、上半身が硬く特に肋骨、胸椎が硬い、

これは普段の日常生活でスマホやパソコン、ゲームなどで姿勢が悪くなり猫背気味のため

動きが制限され肩関節、胸椎に影響しています。

 

③胸郭の動きトレーニング

胸郭を出来る動かすようにするには、立位ブリッジなどがお薦めです。

肋骨と肩関節を最大限動かすにはとてもお薦めのトレーニングになります。

 

このように下半身をしっかり動かすことと同時に上半身の動きを見直しましょう。

上半身の動きが正常に作動しているジュニア選手はとても少ないのが現状です。

そのことが球が速くならない、コントロールが定まらないなどにつながります。

普通に練習をしていけば、最近の動作解析で135~140キロくらいは投げれるようになります。

 

上半身のトレーニング、特に胸椎、肩関節、肋骨が正常に動かせるようなトレーニングを

しっかり行い投球をしましょう。驚くくらい球は速くなりますよ。

 

トレーナー兼コーチ野島

野球

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。