奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/ タグラグビーで相手をステップなどで抜く為に必要なのは空間を読む力を鍛えよう!!

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ&asukaラグビースクール。

今日はタグラグビーで相手を抜くにはです。

私もタグラグビーのチームを実際にコーチしていてはや5年。

タグラグビーは基本コンタクトが出来ない分相手を抜く技術が必要になります。

しかし、最近ではに動画で見たグースステップでとりあえず全部それで抜いたやろうとする

子どもさんが少なくありません。確かにグースステップなどを覚えてチャレンジすることは

いいことです。しかし、それを効果的に使えるかどうかは、相手の空間を正しく判断する能力が

もっと重要になります。

 

ステップを覚えても相手のレベル、とくにディフェンスのレベルがあがると

簡単に抜くことは出来ないのです。それは1対1で試合をする訳ではないし、

5人対5人で行っている限り、相手の陣形の空いているスペースをいち早く見抜く力が必要になります。

これはバスケットボールやサッカーでも同じことが言えます。

私は空間認識能力と言っていますがどれだけ相手のいない所に自分が動けるのか。

その後、どういう攻撃を行う為に、どの部分に走るのか。ここが成長のポイントになります。

 

現代ラグビーでは簡単に相手を抜くことは容易ではありません。

FWでもスペースを見つけて走り、組織的にディフェンスを行う為、単独での攻撃は

通用しません。

それを小学生から理解することがその後の中学、高校でラグビーを行うには必要になるのです。

足が速いから抜く、それは小学生レベルでの話です。中学、高校になると更に判断して空間を見つける能力が

瞬時に出来ないと試合では相手を抜くことは出来ないのです。

 

現在当スクールでもおこなっているのは、中学生、高校生になりラグビー以外の競技、

サッカーバスケットボールハンドボールなどでも活かせる能力なのです。

空間を判断するには相手の動きと自分の位置、味方の位置を認識して動く

トレーニングが必要になります。

では実際にどのような練習&トレーニングが必要になるのか。

まず普段の練習では、自分がボールをもらう前後で位置を確認します。

①自分のグラウンドでの位置、相手の位置、味方の位置

②動きだすときに、次のプレーを予測して動く

⓷相手の身体の向きを見る

この3つのことを意識しておこいます。

 

始めは難しいですが慣れてくると相手の距離間によって自分の動く位置を

確認できるため、抜ける位置を見つけることが出来ます。

小学生4年生くらいからでも全然出来ると思います。

小学生でこの空間を認識する能力が長けると、中学、高校になる頃には

相手のどの位置にキックをしたらいいかも判断できるようになります。

最近は、この様々な判断を瞬時に出来る選手が世界的にも活躍しております。

是非、小学生の頃からタグラグビーでコンタクトのないことが逆に言えば

考えて動くことのきっかけになると思います。

 

トレーナー兼コーチ野島

 

ラグビースクール

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。