奈良市ジュニアトレーニングアカデミーのasukaトレーニングクラブです。
昨日から5日までは子供の日特集としてジュニアトレーニングの特集を行ないたいと思います。
今日は水泳!!
誰でも小学生の時には水泳教室に通った経験があると思います。
その中でバック、フリーでのレベル向上にはある身体の使い方が必要になります。
バックとは背泳ぎでフリーはクロールになります。
この2つは特に共通する部分が多く、どちらも身体の使い方が似ています。
①②
泳ぐ時に小学生の低学年の子供さんではほとんどが腕で泳ぐイメージだと思います。
しかし、水中での魚たちは腕のような長い四肢はありません。胴体だけで泳いでいます。
泳ぐ時に腕への意識が高いとなかなか前方に進まなくなります。これは
四肢で泳ぐと腕の力で水の抵抗を全て捉えて泳ぐことになるからです。
実際は胸郭部分の力で前方に進みます。肋骨、胸椎、肩甲骨といった胸郭部分をいかに
柔軟にした状態で泳ぐかです。この部分の可動域が大きいことで腕は取りあえず
前方に自然に前に出るイメージで泳ぐことで身体の大きな力で前方に進むことが可能になります。
③④ 胸郭トレーニング
写真③④では、胸郭だけをイメージして身体を回旋させるトレーニングです。
この時腕は使えません。胸郭をどれだけ動かすかがポイントになります。イメージは∞の動かす
ことです。
⑤⑥胸郭トレーニング
写真⑤⑥では骨盤を固定した状態で胸郭を回旋していきます。
この時重要になるのは、身体をいかに回旋するかというよりも、呼吸の吐く力で身体の力を
抜くことです。無駄な力が抜けること胸郭がよりスムーズに回旋していきます。
力みがあると呼吸筋ではなく外側に筋肉が緊張してしまい上手く動かすことが出来ません。
その為、出来るだけ胸郭をしっかりと動かすイメージをもつことが大切です。
胸郭をしっかりと使うことで、バックやフリーの動きの時に上半身の力を
力みなく大きく使うことが出来ます。
このような
①胸郭の可動性
②胸郭部分の力みをとる
この2つをトレーニングすることで泳ぐときに腕ではなく、胸郭全体で泳ぐことで
身体が大きな回旋動作能力を生みます。これこそが水の抵抗を受けずに泳ぐことになります。
水に逆らうのではなく、自分の身体を回旋して抵抗を受けずに前方に進むことが出来れば
自然に泳ぎは速くなります。
しかし、腕で泳ぐことで身体は回旋出来ない為に、水の抵抗を大きくうけることになります。
水の抵抗をいかに減らして泳ぐか、それでには身体をうまく回旋して水の流れにのる必要があります。
泳ぎの速い選手をみてください。腕はそれほど太くありませんが胸部がとても発達して大きな背中、大きな胸郭と
なっています。
是非、水泳での自己新を狙いたい、もっと泳ぎがうまくなりたい方気軽に体験してみてください。
asuka-sports.com
トレーナー兼コーチ野島