健康なからだづくりの為のトレーニングです。
今日は、肩こりなどを予防する背筋のトレーニング。特に女性の方で多い肩こりを予防する
大きな効果があります。
特にその中でも僧帽筋をアプローチします。僧帽筋は上部、中部、下部と3つにわかれています。
特に上部は皆さんがよく使っています。
しかし、中部、下部はほとんど使用していないのが現状です。この中部、下部に肩こりを予防する
大きな要素が含まれているのです。
僧帽筋の上部は肩をすくめるような動作になります。
①僧帽筋上部の動き
写真①のような動きを得意とします。しかし、ほとんどの方がこの僧帽筋上部のみを使用している
のです。しかし、中部、下部はまったく違う動きをします。
僧帽筋中部、下部は肩甲骨を下げる動作を得意とします。
この下げる動作が出来るとどうなるかといいますと、胸椎が伸展しやすくなります。
②僧帽筋、中部下部の動作
僧帽筋中部、下部が動くと肩甲骨は下がります。この下がることがなかなか出来ない為
どうしても写真①のように猫背になり、その結果肩の血流障害を引き起こします。
これを改善するには肩甲骨を下げるトレーニングが必要になります。それが
僧帽筋、中部・下部へのアプローチになります。
③僧帽筋を動かすトレーニング
写真③では僧帽筋を動かすトレーニングをしております。このトレーニングよく見かけますが腰を反っている
ように見えますが本来は僧帽筋や脊柱にある多裂筋を強化するトレーニングです。
肩甲骨が下がることで身体を真っすぐにしていくことが出来ます。
②僧帽筋トレーニング2
写真②は僧帽筋中部、下部へのアプローチのトレーニングです。しっかりと胸部を挙げて
いくことで胸椎部分を伸展しているのがわかります。このトレーニングでは出来るだけ
肩甲骨を下げる事を意識してダンベルを持ち上げます。あくまでも肩甲骨であげるイメージであり
腕ではありません。
このようなトレーニングで肩甲骨周辺の筋肉をしっかりと動かしていきましょう。
そうすることで、肩甲骨が下制し胸椎が伸展します。これが肩こりの原因でもある
肩のすくみ動作を制限することになるのです。
僧帽筋中部、下部はとても大きな筋肉です。動かしていかないとなかなか僧帽筋上部が
優位になるケースが少なくありません。
是非、肩甲骨を動かして僧帽筋中部、下部をトレーニングしていきましょう。
そうすることで、肩こりの原因である肩回りの周辺の筋肉の血流をよくすることになります。
肩回りはとても大きな筋が複数存在します。パソコンやスマホで下を見る機会が多いと
どうしても僧帽筋上部に力が入ります。
是非、僧帽筋の中部、下部を鍛えていきましょう。
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トレーナー兼コーチ 野島