ジュニアトレーニング、サッカーで速く走るトレーニング、肋骨を動かそう!!

ジュニアトレーニング、サッカーの速く走るトレーニングについてです。

速く走るには様々な要素が必要であることは以前からお話しました。

腕を振る、ではどのように腕を振ることで速く走ることでできるのか。

 

上半身をうまく使うことで速く走る、動くことが可能になります。

まず速く動く為に重要なポイントは肋骨にあります。

腕を速く振るとイメージは少し違います。

①ボールを投げる時の肋骨に動き

写真①をみてください、ボールを投げる時に肋骨が前方にあるのがわかるでしょうか。

左の。右は後方にあります。この肋骨の動きことそが速く投げる、走る動作に大きなヒントになります。

肋骨の動きが重要になります。六甲が前方に動くことで腕の振りもとてもスムーズになります。

これは肩甲骨が動きやすくなることが大きな要因だと思います。

 

 

②③肋骨の動きトレーニング

 

写真②③では肋骨へのアプローチしています。

肋骨を前方に送りだすトレーニングです。このように肋骨を前方に出そうとすると

胸が伸展してくるのがわかります。

④⑤肋骨を前方に出す腕振り

肋骨を前方に送りだす練習です。肋骨が前方に出ることで腕への大きな負担が減りまた

肩甲骨が大きく動いていきます。このような走り方を習得することで

一瞬でトップスピードに入ることが出来ます。

⑤肋骨を意識したラントレーニング

写真⑤では実際にBOXジャンプ台でスタートの練習をしています。

肋骨を前方に押し出すことで腕がスムーズになります。これが腕だけでなく

脚の動きを速くすることにもつながるのです。

肋骨は普段の私生活で動きが悪くなるケースが多いです。その原因にまず

姿勢が猫背になりやすい生活習慣や最近ではスマホやPCで身体を丸める動作が

多い為肋骨が広がり閉じることが出来ない選手が少なくありません。これらを改善するには

肋骨を動かして呼吸筋を正しく整えることが肝心です。

肋骨の動きが悪いことで身体のとくに腰への負担が増大します。腰痛める選手のほとんどが

肋骨の動きが低下しており肋骨が浮き出る形になっています。

肋骨のトレーニングは小学生からでも行うことをお薦めします。

特に呼吸器を強化することは、その後の心肺機能などにも影響します。

 

脚が速くなるにはこの肋骨の動きをよくしてみてください。

腕で振るのではなく肋骨が動きその後腕は振られる。

そのイメージで走ることで身体全身で走っている感覚が掴めます。

速く走るにはいかに体幹のある筋や関節をイメージするかです。

腕を速く振ることを意識しすぎて前腕だけを速く振る選手や子供さんが少なくありません。これは

ほとんど意味がない動作です。前腕をいくら速く動かしても速く走ることは出来ません。

腕の付け根であるのはもっと上部、体幹に近い部分で振るイメージが必要です。

体幹ではなく腕で振るイメ―ジではなかなか速く動けないと。

またサッカーではコンタクトを行いながら動く必要があります。

 

そのコンタクトでも肋骨が動くことでより相手とのコンタクトも強くなります。相手に

当たり負けずに走ることが可能になります。

 

是非、肋骨を強化しましょう。

当クラブでトレーニングしている選手が毎年Jリーグでの下部組織でプレーをしています。

 

今年は高校生の12月の全国大会にも出場しておりました。

 

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トレーナー兼コーチ 野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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