競技別ジュニアトレーニング、陸上編 走り高跳びでのパフォーマンス向上の為のトレーニング!!

今日の投稿はジュニアトレーニング、競技別編シリーズです。

走り高跳び。今まで走り高跳びの選手も数多くトレーニング指導させて頂いております。

 

走り高跳びでは、ジャンプした力をいかに上方に持ち上げるか。

この部分が重要になります。また、胸椎の伸展などの身体の可動域も関与してきます。

走り高跳び

走り高跳びの場合、まずはジャンプ力が必要ですが、片足で踏み切る動作が必要になります。

この片足で踏み切る瞬発力と股関節の強度が大切になります。

片足で地面を押して踏み切るパワー発揮が。

②ブルガリアンスクワット

写真②のような片足で地面を支え、股関節の曲がって状態で2~3秒とめてあがる練習を

行います。この後、今度は出来るだけ股関節を曲げた所から伸ばす時のスピードを

向上させて行います。

片足で地面を正しく押すイメージをつけます。中学生は基本エアで自重で大丈夫です。

高校生はここにダンベルやバーベルをもって行うことで更に負荷を高めることが

パワー向上には必要になります。

次は、身体を伸展するトレーニングと、股関節を伸展するトレーニングが不可欠です。

高跳びでは股関節の伸展と胸椎の伸展が正しく作動しないとジャンプをしても

実際に跳ぶことは難しいと思います。

③身体の伸展力

写真③がバレーボールの選手の写真ですが、肩、胸椎、股関節、膝、足首全ての関節を

伸ばすことで高い打点でのアタックを行うことが可能になります。

これはハイジャンプの選手でも同じです。しっかりと自分の関節を全て伸ばすことが肝心になります。

 

身体を全部伸ばすことは簡単ではありません。しっかりと段階を踏んだトレーニングが必要です。

④完全に身体を伸ばすトレーニング

 

まずは簡単ですが身体を全部伸ばしてつま先立ちで止まる練習を行います。

2秒は静止しておきます。これが慣れてくればもっと速いスピードでつま先立ちの状態まで

行います。

このようなトレーニングをしっかりと行うことで、自分の身体を伸展するイメージを持ちます。

今度はこれをスプリットで行います。

⑤⑥スプリットトレーニング

今度は脚を前後に開き空中で脚を入れ替えていきます。この時も

空中で身体全身を伸ばす意識が必要です。この伸ばす意識があることで、

空中での滞在時間が長くなり脚をスムーズに入れ替えることが可能になるのです。

この時、写真でもわかりますが上半身をあげておくために腕を挙げて行います。

そうすることで上半身の重心位置が高い所にあり胸椎を使いやすくなります。

ハイジャンプの選手ではこのようなトレーニングを行い身体の伸展する力特に

胸椎を伸展するイメージと片足で地面を強く押すことをトレーニングしていきます。

 

走り高跳びでは、ただ跳ぶだけではなく、棒の上を身体が触れないで跳ぶことが

必要です。その為には身体の可動域は無視できません。

 

是非、走り高跳びの競技力向上をお思いの親御様、選手の方気軽お問い合わせください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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