今日は競技レベル向上、バレーボール編です。
バレーボールでは特に今日はアタッカーのスパイク能力を向上させる
為のトレーニング方法についての投稿です。
私は長年バレーボールの選手のコンディショニングとトレーニング指導を
おこなっていました。
中学、高校、大学と。
バレーボールだけを見てきて訳ではありませんが
奈良県下の強豪校の学校を。
特に、アタッカーの選手のスパイク能力を向上させるトレーニングを
特に専門で指導してきました。
スパイクをほとんどの選手が身体全身というより腕だけで打つ選手が
少なくありません。中学生ではそれでも通用しますが、高校、大学に
行くとなかなかそれでは通用しないのが現状です。また怪我のもとにもなります。
腕だけで打つスパイクは軽いのです、その為ブロックで簡単に崩されるケースが少なく
ありません。
このスパイクを強く強烈にするには上半身だけでなく身体全身の力が必要に
なります。
①身体全身でのスパイク風景
写真①では身体全身のスパイク風景です。
下半身の股関節が伸展し、胸椎が伸展し、回旋しているのがわかります。
このような身体の全体を伸展することで大きな力が生れます。
しかしこの伸展するには強い体幹が必要になります。
この強い体幹がスパイクの際に効果があがってくるのです。
②体幹と股関節、胸椎伸展トレーニング風景
写真②では体幹をつかって行う胸椎と股関節の伸展のトレーニングです。
このような体勢を出来るには強い体幹が必要になります。
そして体幹を意識することが、強い伸展を生むことになります。
ジャンプして股関節を伸展しない、胸椎が伸展しないケースでスパイクを
打つのでは、大きな力は生まれません。
しっかりとジャンプの際にこの伸展能力を出せるように普段からのトレーニングで
行うことが空中でも股関節伸展、胸椎伸展、回旋をすることが出来るようになります。
高校や大学でもバレーボールを続けるなら身体全体を使うスパイクをジュニア世代から
身につけることをお薦めします。
そうでないと腰や肩、肘の障害にもつながるケースも少なくありません。
腕だけで打つとどうしても力が入り肘や肩、腰を代償として使い
怪我のもとにもなりかねません。
ジュニア世代の中学生くらいから、しっかりと体幹を意識してスパイクを
打つ選手は高校、大学にいっても怪我が少なく活躍している選手は
少なくありません。
是非、バレーボールでスパイクをもっと上手になりたいとお思いの親御様
、選手の方気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島