夏休み企画、ジュニア選手の競技力向上。
卓球編です。
卓球も今は世界に通用するジュニア選手が多く生まれています。
幼い頃から特訓を受けて13歳くらいになると世界で戦える選手も
少なくありません。
しかし、この卓球では素早く1~2mの距離を縦横無尽に動けることが
必要になります。
しかし、それを可能にするのは足裏がポイントになります。
昨日も卓球の石川佳純さんの特集を見ていましたが
サイド方向への動きの際には一瞬で地面を押して移動しています。
片足づつ移動というより両足を一度に移動しています。
これはジャンプをするのと同じ要領ですが少し違うのは
横方向へ足裏が地面からほとんど浮かないで動くということです。
足裏が地面より高く浮いてしまうと横方向へは速く動けることは
出来ません。
その為、構えていいる時にいかに足裏で地面を捉え瞬間的に母指球で地面を
押し横方向へ移動するのです。しかし、なかなかこの動きは簡単ではありません。
動く時に重要になるのは足裏で地面を押すというイメージと体重が常にインラインにあると
いうことです。
インラインとは第1趾と第2趾の間にあることを言います。
このインラインにないと左右どちらにボールが来るかわからない状態で動くには
インラインと言われる部分に体重があることが理想です。
しかし、このインラインに乗せるには、母指球、小指球、踵のトライスポットと言われる部分で
常に地面を捉えていることが重要になります。
図① トライスポット
図1がトライスポットになります。
この3点で常に地面を捉える意識をすることが重要です。
しかし、なかなか卓球を行っている選手で多いのは小指側に大きく体重が
乗ったり、母指球より更に内側にのったりしています。
これでは素早く地面を押すことが出来ず、結果動くのが遅くなり
手打ちでボールを打つことになるのです。
自分のポイントで打つにはいかに自分のポイントで打つかが重要です。
その為には、自分の動くスピードを向上させることが重要です。
全日本クラスの選手の横方向の移動は常にどの位置でも地面を踏める状態に
足裏が準備されているのです。
卓球でなかなか速く動けない、素早く反対方向へ移動できないなどは
地面を押してなく、地面に身体が吸収されている結果です。
是非、地面を速く押して吸収されないようにしましょう。
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トレーナー兼コーチ 野島