股関節の痛みでお悩みの方少なくありません。
股関節の付け根が痛く、歩行時や立ち上がる時に痛みがはしる。
この股関節の痛みは骨盤を支える筋肉の低下がもたらしています。
骨盤底筋とは骨盤の下部にあり股関節周りを支える筋肉になります。
骨盤底筋は殿筋と連動し股関節外旋筋群、内転筋とも連動しています。
この骨盤底筋が安定しなく、脆弱になると骨盤と体幹との土台が不安定になり
姿勢にとても影響が出ます。
それが骨盤の後傾です。
①骨盤底筋が脆弱した骨盤後傾
②骨盤が後傾していない正常な歩行
③骨盤が後傾した歩行
写真①②③のように骨盤が後傾している場合
顔が前方に突き出しお尻が後方にあります。
これでは股関節を正しい位置での動きを伴うことは出来ません。
股関節は常に屈曲し股関節を伸展することがないので
股関節の付け根部分の筋や靭帯が収縮したままになり
痛みを伴う原因と姿勢が崩れて上半身を正常に支えることが出来ない為に
腰、膝の関節にも負担がかかり痛みを伴うことになります。
股関節の付け根部分の痛みを改善するには
まずは骨盤底筋を強化することが重要です。
骨盤底筋は太ももを閉じる動作で動いていきます。
④股関節外旋から閉じていくトレーニング
写真④ではかなり不安定な状態での股関節外旋動作を行い、ここから
立ち上がり完全に太ももを閉じていきます。
股関節を外旋しながら閉じることで骨盤底筋を強化することになります。
このように骨盤底筋を強化することで姿勢が安定してきます。
姿勢が安定することで股関節の痛みは無くなります。
身体には姿勢を安定させる筋肉群が多くあります。
姿勢が安定しないと土台から崩れる為に、股関節、膝、腰の痛みに繋がります。
当クラブでは骨盤底筋専門のトレーニングを行っております。
股関節のつけ根が痛い、なかなか改善出来なくでお悩みの方
気軽にお問い合わせください。
トレーナー兼コーチ 野島