
奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
当クラブは、来年度に向けて新たな
大きな計画をしております。
大人の方のグループレッスンを
行う予定です。
今後、場所や人員(トレーナー)、コンセプトを
具体的に計画しておこなっていきたいと
思います。
早ければ来年度の春くらいにオープン予定を
しております。
具体的なプランが決まりましたら
ブログでご連絡させて頂きます。
頸椎損傷からの競技、日常生活復帰には、肩、胸椎のリハビリが必要。
競技における頸椎損傷や
日常での頸椎ヘルニアからの復帰には
首というより、肩、胸椎のリハビリトレーニングが
必要です。
特に、頸椎は頭の支えているだけに、大きな負担が日々かかります。
頭は3~5kgあるといわれています。
この重さを支えているのは頸椎ですが、その下の肩、胸椎の動きや
強度は更に重要です。
頸椎損傷するケースでは、むち打ちのような損傷や日々の生活での
身体の使い方での損傷があります。
特に、仕事で毎日下を向いている方や競技で首にストレスをかける
ラグビー、アメフト、柔道などは首から下の肩、胸椎の強化が重要です。
頸椎に大きなストレスをかけることでストレートネックなども
現代では社会的な問題になり慢性の首、肩の痛みに繋がります。
しかし、本来頸椎をベストなポジションにもっていくには
頸椎ではなく、どちらかというと胸椎の可動性と肩甲骨の
動きが重要になります。
胸椎は可動性が大きく反る動作や曲げる動作でも大きく
動きます。また肩関節の肩甲骨も大きな可動性をもっています。
頸椎を損傷するケースで、直接的なコンタクトでないケースでは
頸椎損傷は動作不全からなると思われます。
頭が前方に傾き、頸椎に大きなストレスがかかる、
胸椎もまがり肩甲骨も上方にあがった状態です。
これでは頸椎を痛めることになりかねません。
頸椎損傷から回復するには、肩甲骨と
胸椎を強化することが重要になると思われます。
胸椎を伸展する筋を強化しましょう!
①
写真①は綺麗なフォームでの走る姿です。
この時注目してほしいのは頭、頸椎、胸椎の位置関係です。
頭は進行方向に向かってやや傾いています。しかし、
しかし、頸椎と胸椎はどうでしょうか。
やや伸展しています。
これは身体の後方の筋肉でしっかりと前方にいくのを
抑えています。この抑えることが出来なくなることで
頸椎に大きなストレスが加わります。
このように背中にある筋が姿勢を維持する筋肉です。
これを忘れてはいけません。
姿勢維持筋を強化することで頸椎を守り頸椎損傷からの
競技復帰になるのです。
筋肉でいえば広背筋、僧帽筋、菱形筋、前鋸筋、
脊柱起立筋などです。これらを徹底的に強化することで
頭を前方や後方に倒れるのを防ぐことになると。
背中にある筋は日々軽視されています。
どうしても普段見える胸筋、腹筋に目が行きがちです。
しかし、身体の姿勢を維持する筋は後方側に多く存在します。
この筋を毎日10分~30分強化することで頸椎の負担を減少し
頭を支える大きな礎となります。
柔軟性、可動性向上で今後怪我をしにくい身体へ
肩甲骨、胸椎の可動性が向上することは
怪我のリスクを大きく減少させます。
特に肩甲骨の可動性、柔軟性、
胸椎の可動性があがることは、競技でも日常生活でも
プラスとなります。
競技で直接なコンタクト以外での怪我の場合、
関節の可動範囲が狭いと耐えれる筋の強度にも
大きな影響を及ぼします。
例えばウェイトリフティングでは
高重量の重さのあるバーベルを
両手で支えます。この時に肩、胸椎の可動性がないと
支えることは出来ません。
可動性が大きいことはそれだけ筋の出力を大きくすることが
出来るのです。
怪我のリスクを下げるためにも、肩、胸椎の可動性、柔軟性を
向上することは有効となります。
頸椎損傷からの回復には肩、胸椎の可動性と強度が必要です。
特に後方の筋をしっかりと強化しておくことが重要です。
頸椎は症状がひどくなると指へのしびれや
感覚がマヒするような症状もあらわれることがあります。
しっかりとリハビリすることで早期回復が実現できると思います。
頸椎損傷からの競技復帰やリハビリでお悩み、御相談のある方は
ご相談ください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
0742-22-0120
asukaトレーニングクラブ
トレーナー野島