奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
今日から新しいトレーナーが入社。
様々なクライント様をレッスンするのではなく、
させて頂いているという謙虚な姿勢が自分を成長するものだと
思います。
頑張って今後の当クラブを盛りあげていって頂きたいと思います。
今日の投稿テーマは
股関節のリハビリについてです。
変形性股関節症や臼蓋不全による股関節の痛みや
人工骨頭による手術後のリハビリについてです。
必ず動作を確認していきましょう
よくリハビリは筋肉をつけるものと思われがちですが、
そればかりではありません。筋肉も確かに必要です。
しかし、筋肉をつけても以前と同じ動作であれば、
同じ動作習慣になり、再発を予防することは難しくなります。
必ず手術したから痛みが完璧に治る訳ではありません。
術後のご自身の動作が非常に重要です。
その動作をきちんと行うことで、
再発を予防することとになります。股関節の障害は
筋力不足というより動作不全が大きな原因です。
股関節の痛みは特に女性に多く、骨盤の形状からも
痛みや変形しやすくなります。
ですので予防や術後にはリハビリとして動作を改善する
ことをお薦めします。
膝主導から股関節、足関節主導で動きましょう。
股関節の痛みの大きな原因としてしゃがむ、歩くという
日常で何百回も行われている動作が膝を主導で行われている
現実があります。
膝からしゃがむ、膝で歩く、この動作が股関節を変形に導きます。
両方の膝が内側に近づく、X脚や逆に離れるO脚は
もともと股関節の筋肉を使わない末端のふくらはぎや膝周辺の
筋肉に依存したことからしゃがむ際に内またのようにしゃがむ、
その為爪先を大きく外側に開き、足首の関節の柔軟性を阻害しています。
この動くが長時間続くことが少しづつ股関節を変形に導いていきます。
その上、先ほども記載しましたが、女性はもともと股関節が横方向に
広い為、大腿部と股関節の付着部が離れやすくなります。
この状態が更に変形を助長することになります。
まず、足関節と膝の向きにまず意識しましょう。
しゃがむと時にの爪先と膝の中心が同じであるかこれがづれている
時は、股関節にストレスを加わっていると思ってもいいかもしれません。
しゃがむときに次に気をつけるのが、股関節から曲がってしゃがむ
意識です。膝は曲がるが股関節は曲がらないという方は少なくありません。
これでは、股関節の動きが制限され、使いたい筋を活動することが
出来ません。
しっかりと股関節の筋を使うには、
股関節から動かすというイメージが重要です。
股関節が曲がれば自然に膝は曲がります。
股関節を正しく使うには、曲げる伸ばすことを意識しましょう。
上記の写真ではしっかりと股関節が曲がっています。
このように膝よりも股関節の曲がる角度の方が
多いのがわかります。このまましゃがむと股関節に
つられて膝も曲がります。しっかりと股関節を曲げる意識を
強くもつこと重要です。
上記の写真は股関節を伸ばしている所です。
しっかりと股関節が伸ばされています。
このように膝の曲げ伸ばしではなく、まず股関節を
しっかりと曲げる伸ばすことを意識しましょう。
股関節は意外にご自身では動かしていないことが多くあります。
少し曲がった状態で歩行を行ったり、しゃがんだり。
しっかりと曲げる伸ばす、このことで股関節を主導で動かす
ことになります。股関節の痛み、変形を予防するには、
今までの習慣を一部修正することが必要です。
しっかりと意識して正しく動かすことが出来れば
予防となり、術後の再発を防ぐことになります。
是非、いまからでも動作のリハビリをしましょう。
変形性股関節症、臼蓋不全、股関節の痛み、でお悩みの方、
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