奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
パーソナルトレーニングでリハビリや
競技力向上、ダイエットへ対応する施設で
活動しております。
今日はあいにくの雨です、
気温を高いですが大雨です、
この雨が終わると春ですね。
五十肩を改善するのは、根本的な身体の構造を治しましょう。
今日の投稿は五十肩です。
五十肩は以前も投稿していますが、
根本的な解消をするには、背筋の強化や
姿勢が大きく関与します。
しかし、肩の痛みのある時によくあるのが
動かした方がいいのか、動かさない方がいいのかという、
ご質問をよく頂きます。
結論から申しますと動かしてほしいです。
しかし、動かす方向や頻度が重要になります。
痛みが激しい時は、腕を無理にあげるような動きをすると
逆に痛みを脳が察知して、防御反応で緊張し更に動かなくなります。
また、緊張した筋を人の手で無理に動かすのも同様の効果があるので
無理に動かしたり、強い刺激を与えることは避けた方がいいと
思われます。
しかし、ではどのように動かすのか。
痛みのない方向での運動が効果的になります。
筋は拮抗しています。
筋肉は例えば、上腕の二頭筋といわれる
力こぶの筋の逆には腕を伸ばす筋の上腕の三頭筋があります。
この力こぶは腕を曲げたり、肩の回旋時にも必要になります。
しかし、この二頭筋は五十肩の原因の要因ともなります。
二頭筋が過度に緊張し、腕をあげるような動作の時に
この筋が伸張することが出来にくくなります。これでは
肩の動きが制限され痛みを発生することになります。
二頭筋の緊張を緩和するには、拮抗している三頭筋を
収縮するような動きが必要になります。
筋は拮抗している為、どちらかが収縮することで
反対側は伸張していきます。
五十肩でのトレーニングはこのような内容のメニューを
構成することで改善することが可能です。
五十肩はほっといて治るともいいますが、
これは間違いといえます。それは痛みが一時的にひいているだけで
いつ発症するかわかりません。また、もともと五十肩では
無かったケースもあります。
肩が朝動きにくい、腕をあげにくい、痛みが夜にでてくる、
手をつくと肩が痛い、髪を洗うときに痛みがある、このような
状態が1ヵ月以上続いている場合は肩関節周囲炎(五十肩)の可能性が高い
と思われます。症状が悪化しないうちに
運動をきちんと処方して治しましょう。
明日は肩の腱板損傷からの
回復についてです。
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