奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/ 小学生の競技で怪我のリスクを減らすには身体の使い方を覚えましょう。

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブです。

今日はジュニア選手の競技を行う上で少しお伝えしておきたいことがあります。

小学生高学年5,6年生では3~4回

この数字は競技を行う週の練習頻度です。

これはあくまでも練習の頻度です。ここにトレーニング的なもの入っていません。

練習頻度を週6,7回行うことは欧州ではまずおこないません。これは

この年代でその競技の高頻度で行うことは様々なリスクと競技パフォーマンスに影響すると

言われています。

 

私も長い間ジュニア選手のトレーニングをおこなっていますが

週7回練習をする、しかし結果怪我につながる、オーバーワークでパフォーマンス向上に

つながらないケースが多いのです。

これは競技を毎日行うことで、疲労が身体から抜けない状態が続くのです。

スポーツではまず競技練習、身体の使い方などのトレーニング、そして休息。

これをセットで考えないといけません。

 

実際に小学生から中学、高校でインターハイや全国クラスになる選手では

まず身体の成長が必要です。しかし、練習過多になると当然睡眠時間や

食事がおろそかになり、身体の成長を促すことが出来ないこともあります。

 

その為、練習をするにしても週3回くらいがお薦めです。

後の4日は身体の使い方などのケアに使うことをお薦めします。

特に身体の使い方が正しい動作では無い場合、普段の練習での疲労度も大きくなります。

 

私はジュニアトレーニング専門でトレーニングをしております。

競技に怪我はつきものです、しかし高頻度の怪我やあまり小学生から大きな怪我を

何回も行うと子供のやる気がなくなるだけでなく、競技自体を好きでいられないかも

しれません。

 

当クラブではジュニア期の選手のトレーニングをおこなっているのも

怪我なく元気に競技を楽しんでそれでパフォーマンスアップして欲しいからです。

身体の使い方を覚えることで、競技レベルを向上させるこが出来ます。

怪我が多くなるのは最近では競技しか運動をおこなってきていない子供が増えたからかもしれません。

 

子どもは大人と違い、自分ではその動きがいいか悪いかは判断がなかなか出来にくいのです。

その為、フィジカル面で正しい動作を習得して、怪我をせずに競技を続けさせてあげることが

大切であると思います。

是非、競技の時間を少し減らしてでも身体の使い方に時間をすこし使ってあげることで

怪我のリスクを減らし、競技パフォーマンスアップになります。

是非参考にして頂ければと思います。

 

トレーナー兼コーチ野島

asukaジュニアトレーニングクラブ

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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