奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/テニスでの動き出しの初速をあげて競技レベルをあげよう!!

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

競技レベルを向上するには、難しいトレーニングやすごく激しい動きを

覚えるのではありません。

 

競技スポーツでは基本的な動作が出来るかどうか、そこが鍵になります。

基本的な身体の使い方が出来ることでより、多様化した競技に対応できるのです。

速く走る、速く動くにはまずは基本的な身体の使い方を覚えることが最短ルートで

競技レベルを向上することになります。

プロで活躍する様々な選手、テニス、ゴルフ、サッカー、野球、ラグビーなど

全ての選手が基本動作を重要視しているのが競技スポーツの現状です。

 

今日はテニスです。ソフトテニスでも硬式テニスでも基本は同じです。

テニスでは動きだしの初速を向上することで、競技レベルが確実に向上します。

では、動き出しの初速をあげるにはどのようなトレーニングが必要になるのか。

 

まず、速く動くにはポイントがあります。

今日もテニスの選手をトレーニングしていたのですが

パワーポジョションを正確に行う

②体重は踵にはほとんどのせない

③身体ごと前に倒す意識

④股関節を使っての移動

⑤姿勢を崩さすスタートを行う。

 

この5つのことが大きなポイントになります、初速が遅い選手は

この5つの内でどこかが出きていないことが多いのです。

特にパワーポジョションが膝でおこなっているケースが多いですね。

股関節で地面を押しながら支える意識がとても重要になります。

基本走る、動くは股関節の伸展、屈曲でのパワー発揮になります。

①パワーポジションの姿勢

このパワーポジョションで重要になるのは、股関節の屈曲と足首の背屈角度になります。

股関節を曲げることで無駄な力を膝から抜くことが出来ます。膝で地面をささえるような構え方の

選手は動くことがすぐに出来ない為反応速度がとても遅くなり、競技レべルをあげることが出来ません。

 

その為、この股関節のヒンジと言われる曲げる動作を覚えることから始めるといいと思います。

ここが出来ることで様々な動作の応用に全てつながってきます。

次に足首の角度ですね。足首の角度が出来るだけ脛骨を倒して背屈動作にすることで

より強い力を地面に伝えることが出来ます。足首が背屈が30度以上は出来ると地面を押す強さになります。

これでまずはスタートの動き出しの一歩となります。

この動き出しの角度を意識しましょう。

 

次に股関節で地面を回すイメージが大切です。

②股関節のローディング動作

速く動く為には、股関節で地面を回すようなイメージが必要です。

写真②では壁を押しながら股関節をローディングすることを意識してもらいます。

この写真②のように膝を前に出して股関節を回転させます。

この動作が地面に足が着いた状態でも行うことが出来れば、速く動けることになるのです。

 

テニスでの初速をあげるには脚を大きく前に出すのではなく、細かく股関節を動かして

地面を回す意識で進むことで速く動けるようになります。

それには、①の股関節を引く、足首の角度をつけるこの2つの基礎をしっかり練習することから始めましょう。

この基礎的な姿勢が作れることで、初速をあげる基礎作りになります。

 

テニスで初速をあげたい選手やお子様にはお薦めです。

 

トレーナー兼コーチ野島

テニス

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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