奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/ ラグビーで一撃で倒すタックルを身につけるトレーニングとは!!

奈良市 ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

今日はラグビーでのタックルについてです。

タックルで相手を倒す時に一撃で倒すには、タックルに行くときの姿勢・角度が重要ですと

以前投稿させて頂きました。

その中で更に相手を抜かせない、一撃で倒すにはブレーキ動作とタックルにいく位置です。

まず位置については基本は膝の附近を狙います。しかし、それも少し横から狙います。

自分の立つ位置は正面でもいのですが、タックルへのヒットポイントのときに

少し外側から内側に向かうことでより相手の膝を捉えることが出来ます。

膝を横から押されると人間は倒れます。しかし前からではよほど体格差がないと

相手の走力やパワーで押し負けすることがあります。

もし正面に入るなら足首付近を狙います。人間の身体の構造的に膝より下を抑えられると動くことが出来ません。

 

これは膝下より下では大きな筋がないのと、回旋出来る関節が無いため一方向から衝撃に力を逃がすことが

出来ないため、倒れることが自然におこるのです。

その為タックルにいくときに少しポイントをずらす、そして膝の外側に内側に押し込むことで相手を完全に倒すことになります。

正面では最悪自分が倒れることがあります。

どうしても正面の場合は出来るだけ低い位置にタックルをいきます。特に足首周辺。足首に相手がタックルすることで

相手はつまずいたような形になり転倒することになります。

①②タックルトレーニング

まずはタックルにいくポイントです。正面から少し方向を変えるためには

しっかりとブレーキ動作が必要になります。ブレーキをかけれないままタックルに入ると

自分のスピードをコントロールできないとポイントをずらしてタックルにいくことが出来ません。

 

その為に写真①のような四つん這いの姿勢でまずは自分の身体をコントロールできる

胸椎と股関節をイメージしていきます。

次に②のようにあ前脚でブレーキをかけて姿勢崩さずにタックルに向かう位置を確認する

トレーニングを行ないます。

特に②の姿勢が出来ないと実際にポイントをずらすことが出来ません。

これは身体の様々な動作の、源は股関節を主導に動くのです。

その股関節が正しく動くことで、②のような姿勢をつくることが可能になります。

写真②の姿勢が作れることで次にこの状態から後方に股関節を回旋してタックルにいくポイントを少しずらして

動くことが可能になります。

⓷④正面から身体をずらしトレーニング

写真③では正面に向かい、次に④でポイントをずらして身体を動かしています。

この動作が正面から右、左に身体を少し半身に出来るようになると相手のステップにも対応できることになるのです。

 

ラグビーでのタックルは勇気がいります。しかし、正しい姿勢と身体のメカニズムを知ることでより強い

タックルを成功することになります。

是非、ポイントをずらして相手の外から内に力を伝えるタックルを覚えましょう。

コーチ&トレーナー野島

asukaジュニアトレーニングクラブ

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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