奈良市のジュニアラグビー選手専門のトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
タックルについて。
当クラブではラグビーのタックルを専門で行うトレーニングジム。
最近では中学生、高校生でもタックルがなかなかうまく出来ないというご意見は少なくありません。
しかし、タックルは正しい身体の使い方を覚えることで誰でも上手になるのです。
タックルはまず、基本的な姿勢が重要になります。
①四つん這いでの脊椎の姿勢
②股関節のヒンジ動作
⓷タックルへの入る時の脚の使い方と姿勢
まずこの3つを正確にスロー速度で出来る所から始めます。
最終的には入るときの角度が腕のパックの仕方などがありますが
それは応用編になります。
タックルでは相手のヒットする時に姿勢、特に脊椎が丸い状態では
怪我とタックル自体が決まりません。その為、まずはタックルにいく姿勢を
練習しましょう。
①②股関節のヒンジで姿勢
ラグビーでタックルを行うには股関節のヒンジ動作が出来ることが絶対条件になります。
特に中学生では、腰が引けて背中が丸くなりタックルに入るとタックル自体が効果がなく
相手を止めることは出来ません。
まずは写真①②のように股関節をしっかり屈曲して背中が丸くならないで維持できるように
トレーニングする必要があります。
⓷④タックルの為のトレーニング風景
タックルにいくにはまず、姿勢の維持と股関節の動きがとても大切です。前に進むときに股関節にためた力を
相手に伝わるようにする必要があります。
また逆ヘッドにならないように写真③のように相手にぶつかる時には顔をそらしていく習慣をつけましょう。
その場合、写真③では右肩が相手にヒットする形になります。
実際では顔をそむけることはしませんが身体で右の肩で当たるときに顔が反対側の方向にある意識を持ちましょう。
逆ヘッドは非常に危険なタックルになりますので、正しい身体の使い方が必要になります。
写真④ではタックルの姿勢のまま前に進むトレーニング、このトレーニング脊椎が丸くならないで四つん這いを
取れる練習をおこなっております。
。
⑤低い姿勢での姿勢維持
最終的には写真⑤のように頭をあげずに胸椎をしっかり立てて脚で前に押して相手にヒットする
感覚をつかみます。この⑤は1回ではなく何回も進みながらこの姿勢をとれるように練習しましょう。
タックルでは更にパドリングと言われる脚の使い方がとても重要です。ヒットする際に相手は最近ではFWでもステップを
踏んでくるために、スクラム、モールから直接前に進んでくる至近距離間でのタックルの場合と、ある程度の距離感で
進んでくる場合はすこしタックルも違います。根本的な姿勢は同じですがある程度の距離で攻撃されると相手のステップなどにも
反応しないといけない為、まっすぐ進んでタックル向かうだけでは相手を止めることは難しいのです。
パドリングと言われるある程度ブレーキを両足均等にかけどちらの方向に移動しても反応できるトレーニングが必要です。
パドリングは足裏で地面を押してインエッジで立ちどちらにも対応できるディフェンスのスキルになります。
このように姿勢とヒットの姿勢、パドリングを正確に覚えることでタックルが飛躍的に上手くなるのです。
是非、ラグビーでタックルを上手になりたいとお考えの方、姿勢、パドリングの練習をお薦めします。
トレーナー兼コーチ野島
週末土日はラグビースクールをおこなっております。興味のある方は0742-22-0120