奈良市 ピラティスリフォーマースタジオのasukaトレーニングクラブ。
当クラブでは12月1日からピラティスリフォーマースタジオとして2階部分をオープンします。
現在も体験会を行っておりますが、基本12月1日から本格スタートとなります。
では、なぜリフォーマーのトレーニングで姿勢が改善できるのでしょうか。
今日はリフォーマーの特徴についてとトレーニングの効果について。
リフォーマーは基本バネによってマットが動くシステムになっています。
①リフォーマー
写真①のよう背中がついている部分がバネによって動きます。
このバネの強弱を行うことで、様々なトレーニングを行うことが出来ます。
バネは基本4種類あり、その種類によって動きが変わります。特にバネの強度が強いと
フットバーを押す力が必要になる分、戻るときも戻る力が強くなるためそれに抵抗する力が
必要になります。バネが弱いと基本戻る時に自分の能力で動かす必要があります。
その為トレーニングの用途により行う内容が変化します。
その中で覚えてほしいのはリフォーマーを行うから姿勢が良くなるのではありません。
あくまでもリフォーマーの意味を正しく理解することが大切です。この意味を理解せずにセルフなどで
おこなってもガチャガチャ動くだけでトレーニング効果はほとんどありません。
その為リフォーマーのトレーニングには専門の指導者が必要になります。
バネでマットが戻るために、戻る時にバネに抵抗することが必要です。この抵抗が無いとただバネの
力だけで動くことになります。それでは姿勢を改善することにはなりません。
基本運動を行う時、本来は重力があり、それに抵抗することが必要になります。
②スクワット風景
通常は写真②のようにスクワットのように下に降りていく動作のトレーニングでは
重力が常にかかり下がると同時に自分の姿勢を維持するため上にあがろうとする力が必要です。
この上にあがろうとすることで姿勢を崩さずにスクワットなどの動作を行うことが出来るのです。
しかし、これをいきなり行うのはなかなか難しいのです。特に体幹部分が弱い方はどうしても
下にさがるときに姿勢までも崩れることになるのです。
これでは下半身に大きな負担がかかりバーベルなどでのスクワットではトレーニングを
回数を重ねることが出来なくなるのです。
⓷リフォーマーでのスクワット動作
写真③のようにリフォーマーでのスクワットを行うことで、よりスムーズに
スクワット動作が出来ます。しかし、リフォーマーで行う場合バネで自動的に戻るため
自分でそれに対して姿勢を維持するように逆に下がらないような感じでトレーニングを
行います。
そうすることで相反する力が作動し脊椎にある筋、とくに深部の筋を使うことが出来ます。
これがリフォーマーの特徴です。
リフォーマーとは自分で自分の姿勢を改善するという意味あいととらえてもらえれば
いいと思います。
是非リフォーマーで姿勢を改善しませんか。
ピラティスリフォーマートレーナー野島
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp