足の捻挫、怖いのご存知ですか?後遺症やその後の慢性的な捻挫につながることが多いんです。

今日は奈良市は凄い雨で、雷もすごいことになっていました。

雨が多いと身体がだるくなりますが今日も昼間しっかりトレーニング頑張ってしまいました。

今日も本業の事を書いてみました。よければ最後までお付き合いください。

 

足の捻挫って一度くらいは怪我をされた経験ありますよね。

しかし、この足の捻挫が自分の日常生活やスポーツに大きな影響を与えることをご存知ですか?

taping

足の捻挫の再発率はある統計では50%以上!!

また、その後の後遺症で競技を断念する選手が4~5%といわれています。

それだけ深刻な怪我なんです。

でも何故こんなに再発率が高いの?それは“捻挫くらい”っていう考え方と

固定だけで大丈夫という考え方が大きく影響しているみたいです。

捻挫を簡単に考えるのは風邪を簡単に考えることと似ています。

こじれると重症化します。

ですので、きちんと機能を回復するリハビリが必要です。

 

足の捻挫はこじらずと膝や股関節にも大きな影響を及ぼします。

自分が長年膝や股関節に痛みの有る方を診てきて、ほぼ半数以上が、足首の捻挫を経験している

ということです。

足首を捻挫し、不安定な状態になり、捻りやすい動きになります。

その後、数回捻挫することで関節の機能が著しく低下します。

この機能の低下が足首本来の柔軟性や強さを失うことに繋がります。
こうして足首は以前のようには動かなくなり、その結果しゃがむときや
立ち上がる際に足首は以前のように曲がらなくなります。

これが膝や股関節をおかしな方向に動かしてしゃがんだり、立ち上がったりすることに。

 

1~2歳くらいの子供さんの立ち上がる時の足首を見てください。

一番理想的です。なんの弊害もなくしゃがみ、立ち上がります。

 

足首を捻挫したら…

足首の捻挫をもしされたら、それは仕方がないことです。

しかし、放置をせず必ずまずリハビリトレーニングをきちんと行いましょう!

リハビリトレーニングによって、ある程度までの機能を回復することをお薦めします。

それがあなたの今後、競技や日常生活に大きな影響を与えかねないのですから。

DSC_0606足首を捻挫して機能が失われるとこんな感じでじゃがむことになります。

膝が内側を向いてしまいます。

DSC_0603正常な足首の関節です。

DSC_0610

DSC_0611

足首のコレクティブエクササイズです。

小指側に棒を置き膝がその棒を超えるところまで足首を

曲げていきます。そうすることで足首の関節のモビリティを取り戻せます。

(注意点はかかとが浮かないようにしましょう)

是非、足首が硬い方試してください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

同じカテゴリーの記事を読む

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。