奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブです。
今日は、ゴルフのレベルアップについて。
最近ゴルフのスイングレッスンに来られる方が少なくありません。
ゴルフはここ最近若い方にも嗜まれるスポーツになり競技人口も増加中です。
しかし、ゴルフが簡単に出来そうに見えますが、我流で最初行ないある程度までくるとなかなか
レベルアップせずに辞めていかれる方も少なくありません。これはゴルフはテニス、バトミントンよりも
運動動作が複雑の為、簡単に覚えることが難しいのです。
ただ基礎から練習をすれば全然問題なく楽しんで行うことが出来ます。
ゴルフで上達するポイントは
①股関節の引く、のせるという動作
②腕の力を使わないこと
⓷胸椎の回旋の可動性を高めること
この3つがまずは肝心になります。
ゴルフでは、②の肘を曲げた打つ癖のある方が多く、実際肘を曲げて打つと
スイングが腕の力だけになり飛距離も伸びなく、またスイング自体が安定しない傾向にあります。
その為、肘を曲げてトップの位置にもってくるのはお薦めできません。
①左の肘の位置
写真①のように左の肘が伸びた状態でトップまでもっていきましょう、これをトップで
身体が動きにくいから肘を曲げると最初のアドレスからせっかく一直線状に伸ばした身体の回旋が
腕の収縮だけに変化するため、股関節を引く、のせる意味が全て意味がなくなることになります。
トップの位置では左肘は完全に伸ばす意識が安定したスイングになります。
またフォローするの時も同じです、今度は右肘が出来るだけ自分の頸部付近で肘がまがるくらいで
しっかりと腕ではなく胸椎と股関節を使い回旋していきましょう。それまでは右肘を早くまげない方がスイングは安定します。
肘が早く曲がる癖をつけるとそれはほとんど腕でのスイングとなり
なかなかゴルフ上達には難しく、また肘や手首を痛めることにもつながります。
次に股関節の引く、のせる動作です。この部分がもっともゴルフでは普段の生活と違う動作を行う為に
難しくなります。
②~④股関節のヒンジ動作
股関節のヒンジと言われる動作を正しくまずはおこないましょう。
②は股関節を曲げる練習です。③④は股関節を膝立ちで行うのですが両方とも片方の股関節に体重をのせる
トレーニングになります。このトレーニングでは自分の肩特に右股関節なら左肩、左股関節なら右肩が
自分の身体の正中までくることが一つの指標になります。
この股関節を曲げるトレーニングを行なうことでスイングの時の股関節で回旋させることになるのです。
写真①ではしっかりと右股関節に体重がのっているのがわかります。
最後に胸椎運動です。
⑤胸椎回旋トレーニング
写真⑤のように胸椎を回旋するトレーニング、この時骨盤の位置をとめて胸椎だけを動かします。
その時に、写真のように肘が完全に伸展した状態で行ないましょう。この肘が完全に伸ばすことで
胸椎の回旋をより深めることが可能になります。
この3つの動作股関節、胸椎の運動、そして肘を曲げないという動作を練習することで
まずはゴルフのスイング自体が安定していきいます。安定することで飛距離も大きく更新することになります。
ゴルフスイングを安定するためにも基礎的な動作を練習しましょう
トレーナー兼コーチ野島