奈良市ラグビー専門トレーニングスクールのasukaラグビースクール。
日本代表も先日もオールブラックスフィフティーンの試合がありました。
なかなかうまく機能している所もありましたが全体的にハンドリングエラーが
多い。
昔もそうですが日本代表がハンドリングエラーが相手チームよりも多い時は
なかなか試合で勝つのは難しい。
ハンドリングエラーをすることはチームの攻撃リズムを崩します。
同じ日にチャンピオンシップでオールブラックス対スプリングボックスがありました。
やはりほとんどハンドリングエラーがない。特にオールブラックスは攻撃もディフェンスも
とても速くラインをつくり、素晴らしい球だしでしたね。
その中で特に注目は今回はディフェンスについてです。
当スクールではタグ、ラグビーを両方おこなっていますが、
ディフェンスの部分で特に重要になる動作を今日はお届けしたいと思います。
それはパドリング→トラッキングです。
特に最近ではFWの選手でもステップ、ランがバックスなみの選手も少なくありません。
特にこのパドリングやトレッキングが上手く出来ることで、相手が行いたい攻撃を封じこめることに
なります。
まず、パドリングですが
基本はパワーポジションになります。
①パワーポジョション
写真①の状態で止まり、この状態で脚を動かします、基本踵はつくかつかないか。
足裏の第2趾付近の付け根のインサイドで地面を押します。
この時完全に脚を止めないで足踏みを行う動作をパドリングといいます。
このパドリングが出来ないととまった状態でディフェンスに入ると相手の動きに咄嗟に反応できなくなります。
このパドリングで気をつけることは、止まる動作の時につま先から踏み込まないということです。
つま先で止まる動作に入ると相手の前では止まれなくなり前方に進んでしまうことが多く
ディフェンス動作としてはあまりうまく動くことが出来ません。
まずは
①止まるときには踵の方から踏み込む
②足裏の第2趾付け根付近で足踏みをする
③股関節を使って脚を動かす(膝で動かしていると上手く動けない)
がパドリングで重要になることです。
次に、トラッキングについてです。
トラッキングとは相手を追い込む動作です。
特にこの動作ではまずボールが空中にある間に相手との距離を詰めます。この
距離をつめることで相手の動きを封印します。
しかし、このとき重要になるのは体重を片足に乗せすぎないことです。
あまり体重を完全にのせることで、相手がステップなどを踏んだ時に反応が遅れてディフェンスに
いくタイミングがづれます。
その為、しっかりと相手を追い込み、そして次にパドリングを行ない、相手の動きに対応することです。
この2つをしっかりと行うことでタックル有りのディフェンスもタグのようなタックルの無い
ラグビーのどちらにも対応することが出来ます。
最近では世界のラグビーはやはりディフェンスが強いチームが上位にあがります。
ディフェンスが強いと簡単にトライに結びつくことが無い為、ロースコアで抑えることが出来ます。
是非、ミニ、タグ、ラグビーでも活用できる練習だと思います。
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