木津川市ジュニアアカデミーのasukaジュニアアカデミーです。
今日はラグビーでのタックル上達の為のトレーニングです。
現在ラグビーでは、タックルは出来るだけ相手の動き自体をとめると同時にボールを
相手に自由にさせないという意味あいが含んでいます。
その為、タックルの時の姿勢や方法について今日はトレーニング方法を
ご紹介していきたいと思います。
まず、タックルは基本相手が動いている所に向かっていきます。
その為身体のアライメント動作が最も重要です。
①タックルに入るまで
タックルに入るまでのまず重要になるのは
相手が自分に接近してタックルにいくまでの
自分のスピードをコントロールする必要があります。このスピードをコントロール出来ないと
相手がステップなどでかわしに来た際に対応することが出来ません。
まずは減速動作を行ないます。
次にタックルに行く際の姿勢ですが頭が下がり背中が丸くなるような姿勢では
力の発揮が相手に垂直に伝わらず、相手の突進を止めることが出来ません。
その為脊柱の姿勢(アライメント)と股関節で地面を押す意識が必要になります。
最後にバインドをして相手を押して倒します。
この時に踏むこみ脚が遠すぎると相手によけられます。
また、高校生くらいまでは飛び込むような危険なタックルはお薦め出来ません。
今年の全国ラグビー選手権の高校生では
地面に膝をついた状態からタックルにいくチームもありました。
しっかりと脊柱のアライメントが崩れないように行うことを高校生までは徹底することを
お薦めします。タックルは怪我をする可能性もある為、しっかりとした身体の使い方が重要になります。
①タックル姿勢
写真①のように脊柱が一直線上になるような姿勢をまずは膝を地面からあげてトレーニングしましょう。
この姿勢が10秒くらいで維持出来ないとタックルの時に姿勢が崩れる可能性があります。
まずこの姿勢を30秒は維持できるようにしましょう。
そして維持できると股関節を前後に曲げ伸ばししてしても姿勢が崩れないようにしましょう。
②ヒップのヒンジトレーニングと脊柱のアライメント
写真②では股関節を曲げて、脊柱のアライメントを意識して
姿勢を維持しています。手を上方にあげると本来は身体が丸くなりやすくなります。
しかし、それではタックルに行く時も同じことが発生します。
③タックルの姿勢
写真③と②を見て頂くと同じように股関節が曲がり、脊柱が綺麗な
アライメントを意識できています。
この姿勢を維持することが重要です。
④パドリング
最後にパドリングの練習です。ジョッキングとも言われていますが、
足裏の第2趾の付け根付近で地面を左右交互に踏みます。この時、出来るだけ
重心移動は行いません。重心が左右に動いてしまうと相手のステップに対応することが出来ません。
その為相手の動きが定まるまでは重心は基本変化させずに行ないましょう。
このようにタックルを上達するには相手を止める前に自分の姿勢や動きが出来ているかが
大切です。いくらタックルにいこうとしても、自分の脊柱が丸くなっていたり
重心移動が大きくなっていると実際にはタックルを行う際に、相手がうまくステップなどを
行なうと対応できなくなります。
相手がどれだけステップをおこなっても相手の重心が動く距離が1mもありません。
まずは自分がタックルに確実に行える姿勢をつくり重心移動を最小限にすることが
タックル上達のコツです。
是非、ラグビーでのタックル上達のために練習をしましょう!!
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