奈良市スポーツ傷害を治すトレーニングジムのasukaトレーニングクラブです。
最近、速く走る為のトレーニングを更に進化して競技で速く走る為の
トレーニングを実施しております。
競技では速く走るには、まず自分のフォームです。走り出すときの
身体のアライメントがとても重要です。そこが抜けるとなかなか速くなれません。
そんな競技で活かせる走るトレーニングを現在奈良本店では行っております!!
今日は膝の怪我を改善、予防するトレーニングについてです。
よく膝を痛めると膝周りの筋肉をつければいいのですか?と聞かれます。
確かに、膝周辺の筋肉を強化することも大切です。
しかし、膝周辺の筋肉を強化しても膝の怪我を根本からは改善出来ません。
逆に太ももを鍛えても膝の怪我を予防の観点からいうとそれほど大きな意味を
呈しません。
また、高校生以上ではいいですが中学生、小学生では筋力をつけるというのも
現実的ではありません。
では、どうすればいいのでしょうか。
競技では膝の怪我は選手生命にかかわる前十字靭帯損傷などがあります。
それ以外にもジャンパー膝や半月板損傷、オスグッドなど膝の傷害で悩むお子様も少なく
ありません。
しかし、膝を怪我する大きな要因は膝での減速動作や方向転換に原因があります。
膝はスピードを減速したり方向転換は基本的に出来ません。
しかし、小学生の低学年くらいでは。膝で減速動作をおこなっても体重が軽度の為
それほど大きなウェイトが膝にはかかりません。
しかし、小学生でも高学年になると体重も増加して膝にかかる負担は大人に近づきます。
それがおおよそ小学生5年~6年生くらいだと思います。
この時期に体重が増加するのと、走る速度もかなり向上することが原因だと思われます。
しかし、最初はただの筋肉痛程度で見逃すケースもすくなくありません。
それが何カ月か経つとジャンプ動作で痛い、踏み込みと痛いなどの症状が現れるケースが
少なくありません。
前十字靭帯損傷は突然の怪我ですがそれ以外は慢性的な痛みが積み重なってきている
ことも少なくありません。
膝の痛みを予防する、改善するには減速するトレーニングが必要不可欠です。
競技スポーツにおいてもっとも難しいのは加速ではなく、逆に減速なのです。
減速をするには、大きな力がいります。それがスピードが速くなれば速くなるほど
必要です。
速く走るのは、それほど難しいことではありません。しかし、速くなっても減速が出来ないと
それがもとで怪我につながります。
その為、減速を行うトレーニングをおこなうことをお薦めします。現在、減速を小学生、中学生、高校生ではなかなか
出来ないのが現状です。
減速トレーニングで不可欠になるのは、パドリングと言われる運動です。
① パドリング動作
地面を踵の方から踏み込みストップ動作に入っていきます。
この動作を行うことでまず自分の体重とスピードを股関節で受け止めることが必要です。
股関節で受け止めることができることで膝では股関節で吸収していきます。
股関節は膝とは違い、大きな可動性と大きな力発揮を出来る関節です。
しっかりと受け止めることで膝の怪我を大きく防ぐことができます。
この減速を行う動作を出来るだけどのような状態でも出来るように
しておきましょう。
そうすることで、膝の怪我を大きく予防することになります。
是非、膝の怪我で御悩みの親御様お問い合わせください。
asuka-sports.com
トレーナー兼コーチ野島