奈良市腰痛専門トレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
腰痛は様々なことが原因でおきます。
①不良姿勢
②筋力低下
が主な原因になります。
特に姿勢が悪いと=筋力低下になりがちです。
特に座位での仕事が多い方、身体を反ることが多い競技など。
腰は本来はあまり強い部分ではありません。
関節も5つしかなくそれほど強度がありません。しかし、どうしても
2足歩行の人間の場合、腰を中心にして動きや競技を行うことが少なくありません。
また間違った認識もあります。
腰を回す、腰を入れるなど腰を使う言葉での競技指導も少なくありませんが
実際は腰はそれほど大きな回旋能力はありません。また腰を入れるというのも
実際には腰というより腹部になります。
腰と胸椎、股関節がどうしても密接している為に腰を使うことが増えるのですが
腰は基本関節を安定させる関節であることを認識して頂きたく思います。
では、どの部分で可動をするのか。
胸椎と股関節になります。
またそれをつかさどるのが腹圧と言われるお腹、背部の深層筋になります。
この深層筋こそが腰痛から痛みを改善し健康な身体への導く部分になります。
①腹圧トレーニング
現在腰痛では行うトレーニングがある程度明確になっております。
腰部の椎間板ヘルニア、腰椎分離症、脊柱管狭窄症などこれらの
症状は全て、お腹の深層筋が低下して自分の身体の姿勢を維持出来ないところから
痛み、しびれに移行していきます。逆に言えば深部の筋が強くなることで
痛みやしびれは無くなっていきます。
写真①は代表的なトレーニングです。仰向けになり腰椎を完全にマットにつけ
股関節、ひざ関節を曲げておきます。
この状態で3分程度腰椎をマットにつけれない方は、かなり腹部の深層筋が低下しています。
腹部には
①腹横筋
②横隔膜
③骨盤底筋
④腸腰筋
⑤多裂筋(背部)
といった深層筋で身体の姿勢に大きな影響を与えます。しかし、ほとんどが
呼吸でつかさどる筋ですのですので、呼吸が普段から弱い方は筋自体も低下している可能性があります。
写真①では、簡単そうにありますが、腕を伸ばした状態で腰をマットにつけようとすると
お腹の力がかなり必要になります。
そのお腹を意識することで腹圧を高めることになります。しっかりと鼻から吸い口から吐いていきます。
基本鼻で吸います。
腹圧が高めることで、姿勢を普段から正しいポジションで行うことが出来ます。
これが座位や立位の時にも同じになります。
腰の痛みのある方はどうしても、腰が反る傾向にあります。これはお腹の圧が抜ける為に
腰椎はもともと伸展している為に、どんどん腰が反っていくことになります。
②腹圧トレーニング2
写真②では脚にボールを挟み、腰椎を離さないようにします。この時は
骨盤底筋が動きだすことになり、下腹部への刺激が強くなります。
このような腹部を高めるトレーニングをおこなってみてください。
腰痛の専門プログラムとして上記に紹介した内容があります。
これ以外にも様々な姿勢で腹圧を高めることが出来ることで、腰部の筋が強くなり
腰椎が安定することになります。
自分も腰椎ヘルニアでかなり症状が強く表れ、脚の痺れが強く歩行にも影響している
時期もありました。しかし、この腹圧を高めるトレーニングを毎日10分1カ月行い
痺れはほとんど感じないようになりました。
是非、腰痛で御悩みの方、一度腰痛専門トレーニングをお薦め致します。