動作が変われば痛みも治る。
asukaトレーニングクラブです。
奈良市でスポーツ傷害を改善する整骨院、トレーニングジム。
スポーツ傷害に関わり15年以上研修期間うぃ含めると
約20年になります。この間にわたしが 感じたのはスポーツ傷害を治すには
最短に早道は動作を治すことです。
痛みが起きると筋肉、関節の治療を私も行います。しかし、これはあくまでも
対処方法になります。
その為数カ月が過ぎでまた痛めるケースは少なくありません。
このスポーツ傷害を治すにはどのようにしていけばいいのか。
ここまでくるのに考えたのは痛みのある、怪我をする場合その前段階で
身体の動作に問題がある場合が多いということです。
今日はその中でグロインペイン症候群についての競技復帰についてです。
グロインペイン症候群は股関節の鼠径部に痛みが発症する傷害です。
特に小学生高学年~中学、高校生にまで幅広い世代になりえます。
競技ではサッカー選手が圧倒的多いのが特徴です。また男子に多いのも特徴です。
では、このグロインペイン症候群をなぜ発症するのか。
いくつかの共通点があります。
①股関節に可動性
②上半身の可動性
③体幹の脆弱化
④足裏の感覚
⑤身体に連動性の欠如
この5点がほとんどあてはまります。
では何故サッカー選手に多いのか。
他の競技選手ではとても少なのが腕と脚を連動する競技であるためです。
しかし、サッカーの場合腕を使う頻度が少ない。
また最近ではフットサルコートという小さいコートでサッカーを行うので
腕を使うことがほとんどなくても競技が出来ます。
ここで上半身の可動性が少なくなります。特に胸椎、肩関節の動きが。
次に股関節についても小さいコートでは大きなモーションではなく
膝下だけでボールをコントロール出来るので股関節を使う頻度が減ります。
そしてこれらが上半身と下半身連動性を少なくしていきます。
当然ですが体幹の動きも減り脆弱になります。
これがグロインペイン症候群での選手に見られます。
病院でも原因が不明と言われ特効薬的な治療は現在ではありません。
しかし、これは動作を改善することでこの傷害は改善できるのです。
①~③連動性を高める専門トレーニング
連動性を高めるトレーニングと関節の可動性を高めるトレーニングを平行して行います
1カ月程度で大きな痛みはなくなり、その後痛みはほとんどなくなります。
日本では動作を見つめることがまだまだ少ないのが現状です。
動作が変われば痛みは変わります。これは欧米では動作から痛みを改善しています。
痛みは本来はエラーへの信号です。この信号を無視すると更にエラーは大きくなり
痛みが増大します。
しかし、逆もあるのです。動作が正常になれば痛みは無くなります。
スポーツ傷害を動作を改善することで治していきませんか。
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