外脛骨って知っていますか、足の関節の捻挫やシンスプリントから移行しやすい外傷です!!

体幹トレーニングアドバイザー兼スポーツ外傷専門の治療家

のノジこと野島竜一です。

奈良市であすか鍼灸整骨院・asukaトレーニングクラブにて

働いています。

今日はNHKで倉本聰さんのお話しの番組をみて

すごいなって関心していました。

色々なことがあり、色々な人間模様を醸し出す

あのドラマや映画には自分自身が経験されてきた事柄が

描かれていたのですね。感動しました。

今日のお話しです。

今日は、足の外傷についてです。

足の外傷として

スポーツや捻挫などから移行しやすい

外傷をご紹介したいと思います。

まずは外頸骨  

そして種子骨障害  

最後に後方インピンジメント症候群

今日はまず、外頸骨からご紹介したいと思います。

外頸骨は足のこの部分の

舟状骨の内側部分がなんならかの

外的要因で引っ張り続けられることで

発祥します。この外頸骨には後脛骨筋腱が

付着しています。

img_1224

この部分ですね。↑

しかし、この種子骨が過度の捻挫、

シンスプリント、扁平足による過度の

ジャンプなとで足の裏の内側アーチが

維持できなくなると足の内側は引っ張られ

この種子骨が炎症をおきます。

有痛性外脛骨は地面からの衝撃で歩くときでも痛みます

有痛性外頸骨という障害になると痛みが歩くときでも

痛むことがあります。

多くの場合がこの部分が腫れあがり

靴を履いて擦れるだけでも痛みが

あります。

スポーツでは陸上、バスケ、ハンドボール、

バレーボール、剣道、体操などの地面を

踏みこむ動作の頻度が高いスポーツが

多いのが現状です。

原因は大きく2つあります。

まず、捻挫などを頻繁にくり返し行うこと自体が

カラダの動作を修正する必要があります。

特に捻挫をすることは、着地動作やカラダの方向転換の時に、

股関節をうまく使えずに足首への負担が多い動作になっています。

また、足の裏の内側アーチがない場合は

地面からの反発する力を吸収する部分がない為、

外頸骨になりやすい状況になっています。

これらの状況を解消するには

まず、カラダの使い方をきちんと習得する

ことが先決です。

次に、足裏の内側アーチの強化をはかる必要があります。

dsc_0580

↑こんな感じで内側アーチを強化しましょう。

これは何歳からでも行えます。

また、アスリートの方には硬い地面での練習ではなく、

柔らかい土や芝での練習で地面を

しっかりと踏み込める筋が

必要です。

これらにプラスして外頸骨専用の

テーピングで痛みの箇所を今以上の

腫れを起こさないようにします。

ただ、がっちり固めるようなテーピングでは

足の裏の筋肉の低下や関節の可動性が

制限されるので過度な固定は必要ありません。

この状態で痛みを軽減しながら動作の改善と

筋力アップでほとんど症状は解消できます。

足の外頸骨はシンスプリントと併発します。

その為、自分では自覚症状がでる頃には

かなり状態は悪化している場合が多いので

きちんと判断し、適切な処置が必要ですね。

明日は種子骨障害についてお話しします。

この障害はサッカー選手や座った姿勢から

立ちあがる動作が多い方にも発症しなすいのです。

それでは本日はおしまいです。

ありがとうございました。

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

同じカテゴリーの記事を読む

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。