今日はジュニアトレーニング、サッカーでの競技力向上です。
特にキック力!!
キック力を向上させたいという親御様少なくありません。
では、どのようにすればキック力を向上させることができるのか。
キック力を向上させるには、脚の力?いえ違います。
まず、キックするまでのスピードと上半身の使い方が重要になります。
特に、フリーキックやゴールを狙うキックではスピードと威力が必要です。
これを可能にするのがまずスピードです。
それも走るスピードと止まるスピードの両方が大切です。
①キックの姿勢
キック力は、身体の全身のバネで行います。
特に、キックの時に重要になるのはまずスピードです。
キックする瞬間にある程度のスピードがないと現実には速く威力のあるキックは
出来にくくなります。
次にキックをする瞬間そのスピードを止める必要があります。
②止める動作
キックの時にスピードをつけそのスピードをボールに伝えるには、スピードを一度止める必要があります。
この止める動作を正確に行うことで、身体の力をボールに伝えることが出来ます。
写真②では、ボールを蹴る時に身体が後方にあり、足が前方に大きくあります。
これは、短距離で短い助走でボールを強く蹴るには、自分のスピードを大きく減速する動作を
ボールに伝えます。
これがキック力を大きくすることになります。
そして上半身が大きく回旋しています。
止める動作から今度は上半身の胸椎の回旋が入りボールを強く蹴ることになるのです。
では、どのようなトレーニングが必要になるか。
まずは止まる動作です。
② リニアバックトレーニング
スピードを止めるには股関節を後方にひくトレーニングが必要になります。
それも空中でいち早く股関節を後方に引くことで、ブレーキ動作を行うことが出来ます。
ブレーキ動作の時に、股関節を素早く引くことが出来れば、止める動作をスムーズに行うことが出来ます。
次に上半身ですが、基本キックの時は先に上半身を動かしていきます。
上半身を使い胸椎の回旋と股関節の回旋、伸展、屈曲動作で
キックに繋がります。
③胸椎の動き
胸椎はとても大きな関節で40度程度回旋することが出来ます。
この回旋を使い上半身を動かします。
④胸椎と股関節の連動動作
写真④では胸椎の回旋を行うことで、股関節が動き左脚が前方にいきます。
これが蹴る時の連動になります。これは棒をつかっていますが、
これをバランスボードにのりながら胸椎の回旋と股関節の動きをおこなってみましょう。
バランスボードでも同じように出来ることで自分の軸を安定させて行うことが可能になります。
これをスピードとつなげていきます。
強い、速いキックを行うには足のスイングだけでは限界があります。
特にフットサルなどでは、なかなか上半身を使わない子供さんも多く、
どうしても足蹴りだけになりがちです。
しかし、足だけでなく上半身をうまく使えることで
身体の連動でボールを蹴ることが出来ます。
今日は一部だけお伝えしておりますが、様々なトレーニングがあります。
キック力のことでお悩みの親御様気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島