ラグビーで相手を抜くステップを鍛えよう! 切り返し動作トレーニングで。

9月26日から当スクールも活動再開いたします。

今日の投稿は相手を抜くステップ動作です。

特にラグビーでは相手を抜くには様々なステップがあります。

ステップ動作をしっかりと行うことで、相手を抜くことが可能になります。

 

今日はそのステップのトレーニングについてです。

ステップは基本的に方向転換を目的に行います。方向転換をする時にいかに素早く

切り返すか。体重を移動させるかが鍵になります。

この切り返し動作は普段はつま先で行う選手が少なくありません。

このつま先で切り返しを行うことで、膝や踵を痛めることにもなり

ステップ動作をすればするほど痛めることになります。

 

まず行ってほしいのが片足で自分の体重を支えるトレーニングです。

①②片足で支えるトレーニング

写真①②は片足で地面を支えるトレーニングです。

このトレーニングでは片足で地面を支えることで、ステップの時の切り返し動作を

正しく行うことに繋がります。

正しく身体を使うことができるとステップはより素早く行うことが出来ます。

 

③④切り返し動作

次は空中で脚を入れ替えてのランジと言われるトレーニング。

空中で脚を入れ替えることで地面を捉える時につま先加重にならないように

意識します。

この段階では縦方向での動きを意識して行います。

正しく足裏全体で地面を押す感覚を身につけましょう。

つぎにサイドへの体重の移動です、サイド方向への体重移動がスムーズに行うことが

次の段階に入ります。

 

⑤⑥切り返しジャンプ

次の段階で切り返し動に入ります。まずは自分の歩幅程度を片足でジャンプしてとまる

練習を行います。この時にしっかりとジャンプして止まることができるかがポイントになります。

この片足で止まるときにぐらぐらしていると、ステップ動作では速く動く為の

準備が出来ません、またつま先ではなく踵の方を意識することが必要です。

慣れてくると、今度は切り返す距離を長くしましょう。

そうすることで上半身の動きもイメージ出来てきます。

 

次に上半身です、よく力を抜くとか色々言われていますが、

試合中は簡単ではありません。だからあえて力を抜くよりも自然体でのステップ動作

でいいと思います。

 

次にステップ動作を行う時に上半身の回旋を入れましょう、ボールを持っている

ボールキャリーの場合、腕を振るというよりボールを移動させていきます。

その時に胸椎の回旋をイメージ出来ればステップの時の切り返しは速くなります。

ただ、腰ではなくあくまでも胸椎の回旋です。

⑦胸椎の回旋でのステップ

写真⑦では今から右から左へのステップ動作に入ります。しっかりと踵からイメージ出来ているのが

わかります。胸椎はかなり左方向に移動し右の左の肩はほとんど正面からは見えません。

このくらいの回旋動作が必要になります。

 

最後は、写真⑤⑥での切り返しの時に出来るだけ速く返すことを意識しましょう。

そうすれば、ステップの時も切れ味するどいステップを行うことが出来ます。

 

是非、ラグビーでのステップ上達とお思いの親御様、選手の方気軽にお問い合わせください。

 

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トレーナー兼コーチ 野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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