今日の投稿は股関節の痛みについてです。
股関節の痛みでお悩みの方少なくありません。股関節の痛みで多いのは臼蓋形成不全、
股関節の変形性股関節症などがあります。
しかし、これらはおおよそ、ほとんどの50代以降で少しづつ変形や形が変わることはあるのです。
しかし、痛みが出る方とそうでない方の差は股関節周辺の筋力低下と股関節の硬さにあります。
①トリプルフレクション
股関節、膝関節、足首関節の3つの関節を最大に使ったスクワットです。
写真①が出来る方は、股関節に痛みはほどんとありません。股関節の痛みのある方は、腕を万歳して
しゃがむことはほぼ不可能になります。
これは、股関節を形成している外旋、内旋筋が動かない為に、普段の生活で股関節の動き自体が
使えない為に、本来もつべき動作範囲が欠如しているのです。
その為、普段から膝や腰で身体を曲げる動作をおこなっています。
そうすることで、股関節の可動性はどんどん欠如していきます。
これが、股関節の筋力低下を導き、脆弱になった股関節は形成不全や変形性と移行していくのです。
しかし、ほとんどの方が股関節周辺の筋トレを行うことで、痛みは軽減し最終的には
痛みはなくなります。
それには、中殿筋、内転筋へのアプローチが重要になります。
①中殿筋トレーニング
②中殿筋トレーニング
写真①②では中殿筋を強化するトレーニングです。
写真①では横向きになり、中殿筋と言われる部分を動かします。
写真②では、ハードルを越えるときに、支持している脚だけでなく反対側の中殿筋を
引きあげるトレーニングです。
このような中殿筋を意識することで、お尻の横にある筋を活性します。
先ほどもいいましたが、しゃがむときに外旋、内旋筋がとても重要ですが、
それ以前に中殿筋のような止める筋の能力がとても不可欠になります。
つぎに内転筋です。
③4内転筋を閉じてのトレーニング
④内転筋をとじてんの腹筋
写真③④のように、内転筋トレーニングは単体でのトレーニングではなく、
様々なシーンで太ももをとじて行います、しかし、これがなかなか難しい。
内転筋は普段はほんとど意識しない筋です。
特に40代以降は内転筋の低下は顕著でほとんど使えてないと言えます。
ですので上記写真のように動作中に太ももをとじることはとても難しいと言えます。
内転筋を強化することで内旋筋が動きだします。
中殿筋、内転筋を強化することは、内旋、外旋筋を強化することにもなり
結果、股関節の可動性を確保することになり強靭な股関節をつくることになります。
股関節の痛みは治らない、のではありません。正しいトレーニングを行うことで
股関節の痛みは無くなります。
是非、股関節の痛みでお悩みの方、気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-junior.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島