今日は明日が子供の日の為、ジュニアトレーニングの特集をおこなっております。
今日はジャンプ力をあげるには。
ジャンプ力はどのスポーツにおいても体育においても重要な動作です。
体育の測定でも垂直ジャンプは必ず入ってきます。
では、なぜジャンプすることが重要なのか。ジャンプは高く上方にあがる唯一の
方法です。特に子供の成長期ではジャンプすることで身体の様々な機能を向上させます。
ジャンプはその動作自体に骨を大きく刺激する要素があります。ジャンプを多くする選手は
伸長が伸びると言われるのはまんざら嘘ではありません。
ジャンプをする時には大きな負荷が骨に刺激が加わります。骨は外力からの抵抗で強く成長します。
様々な栄養も必要ですが、刺激を与えることで骨自体は強くなり成長するのです。
小学生から体育が週2回くらいあるのは、その為でもあります。身体の成長をつかさどることと
強くすることが要因となります。
しかし、最近ではこのジャンプ力が低下する子供さんが多く、縄跳びも出来ない子供さんが
少なくありません。これはジャンプをする動作がなかなか自然の中でない為に
自分で行う機会が減っていることも要因です。
ジャンプは簡単には縄跳びなどで気軽に出来ます。しかし、ジャンプは地面からの反発をもらい
アキレス腱などを強化することでジャンプ力は子供さんの時期にはみるみるうちに成長します。
これが競技でも活きてくるのです。ジャンプは様々な競技で使われます。サッカー、バスケットボール、
バレーボール、ハンドボール、ラグビー、テニス、など。
ジャンプ力が高いことは競技をすることでとてもパフォーマンスに影響を及ぼします。
ではジャンプ力を子供の時期特に小学生から強化するにはどうすればいいのか。
まずは、地面を押す感覚を掴みましょう。
①②ジャンプ着地練習
写真①②では高いBOXからジャンプを行い着地する練習です。
この着地の時に地面に足がつく前から地面を押す感覚が必要です。その為には
つま先があがり足裏がフラットな状態になる必要があります。
ジャンプの時に重要になるのはアキレス腱の腱反射をうまく使うことが必要です。その為には
つま先が下がったままで地面に着地するとアキレス腱反射は弱くなります。
腱反射とは腱が無理に伸ばされようとすると、脳はそれを察して逆に収縮してそれを
阻止しようとします。この無意識でおこる腱反射こそ、ジャンプ力向上にとても重要になります。
このアキレス腱を鍛えるには高い所からジャンプをしていかに地面を捉えるか。
この練習をすることで、アキレス腱を鍛えることになります。
次に着地したらすぐにジャンプをするデブスジャンプを行います。
高さは30センチくらいでいいと思います。
30センチから飛び降りて着地したらすぐにジャンプを行います。このような
地面からの反力とアキレス腱を伸張反射することでジャンプ力を強化することになります。
これを子供さんの時期から行います。ジャンプは毎日行ってもいいです。しかし
出来れば柔らかい所でやりましょう。
芝生や土で。硬い所でジャンプ練習をすると地面からの反発がもらえやすく、
簡単に上に跳べます。しかし、柔らかい所では簡単に地面からの反発がもらえないだけに
自分で地面を押す意識が強化されます。
特に小学生の間は硬い所は避けるべきです。扁平足になるリスクも高まります。
しっかりと地面を捉えるトレーニングで誰でも高くジャンプすることは可能です。
ジャンプ力を強化したいと御思いの親御様、気軽にお問い合わせください。
asuka-junior.com
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島