今日の投稿は、重心の位置についてです。
普段重心などなかなか意識しないのが現状です。
しかし、この重心を意識しないでプレーをすることは競技力の向上に
大きなマイナスになります。
普段生活でもそうですが、重力と戦って私たちは生活をおこなっています。
その為、どうしても地面に力を吸収されやすくなります。
この重力に抵抗しながら生活を行わなければなりません。
その為、重心の位置が下がれば下がるほど、身体を支えるのがしんどくなるのです。
これは重心の位置が下がることで身体の機能を正常に動かしにくくなります。
例えば、170センチの方の重心の位置が110センチ付近にあるとします。
これが90センチの所まで移行すると20センチ分よけいに力を発揮しなければ
歩行や階段をあがることは出来ません。その為、身体は代償と呼ばれる動作で
この力をカバーすることになるのです。それが猫背や腰が丸くなり、膝が曲がり足のつま先は
外方向を向くことに繋がります。
これでは、競技レベルではなかなか成長することは難しくなります。
しかし、現実に子供の選手でもこのような体型でプレーをする選手は少なくありません。
これは重心をあげることを普段から心掛けていないことが原因にあります。
日本代表のラグビー選手が昨年のW杯でのフィジカルパフォーマンス向上には
この重心位置の高さを意識したトレーニングも活躍の要因の一つとしてあげられます。
重心の位置が高いことで走るスピード、コンタクトプレーでの力負けしないことに
なるのです。
この重心の位置をあげることがとても競技では重要になります。
特に、コンタクトプレーのラグビーやアメフトでは特に顕著に表れます。
①重心位置をあげるトレーニング 1
写真①ではプレートをもち重心をしっかりと上方に位置させたまま
歩行していきます。これが歩行が出来ればランに入っていきます。
②ランジ
写真②では重心の位置を挙げたままランジを行います。この時重要になるのは
ランジで下方にしゃがんだ時に自分の腕が前方にいかないことが重要です。
しっかりと頭の上で位置することが重要になります。
③ スクワット
写真③では重心の位置をコントロールしたままでのスクワットです。
この時も出来るだけ腕が前方に倒れないようにすることが必要です。
この写真3枚では重心の位置を出来るだけ下げない為に
プレートをもっておこなっています。
このプレートで慣れればウォーターバックなどをもち行うことも
可能になります。
重心の位置をさげないことで自分が競技の時に力を地面に吸収されない
ようになります。
タックルでもランでもなかなかうまくいかない場合はこの重心位置が
づれているケースがすくなくありません。
重心の位置が下がることで大きな力をロスし、姿勢を不良な状態につくることに
なりかねません。
是非、重心の位置をコントロールできるようになりませんか。
そうすればアメフト、ラグビーでのコンタクトプレー今までとは
違うレベルで行うことが出来ます。
ラグビー、アメフトで競技レベル向上、コンタクトレベル向上でお悩みの
親御様気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島