速く走るトレーニング、最後は上半身の使い方です。
走ることで腕を振ることは皆さん競技を行っている選手でも理解されている子供さんは
多いと思われます。
しかし、ではどのように上半身を使うのか。
今日はその部分にターゲットをあててみたいと思います。
当クラブに来られているお子様は
年齢は3歳~18歳までの子供さんが来られトレーニングをしておられています。
皆さん子供さんの走り方で腕の振りがなんかおかしい、バラバラ感がある,
又腕を振れない、振るけど片方は振れていないなどのご意見が多くあります。
速く走るトレーニングでは上半身はもっとも難しい部分です。
これは走る時に腕を振らなくても現実には走れます。
だから腕をあまり意識しない選手が以外と多いのもそのことがあると思います。
実際に陸上選手が沢山来られているのですがフォームをチェックすると
腕は使えていない選手がかなりいます。
しかし、この大きな原因は腕ではなく上半身の使い方に問題があります。
単に腕を振るといっても腕だけを意識すると走っているときにはそれほど
速く走ることには結び付かないのです。
それは上半身を使い自分の体重を少しでも軽減することで走る際の重力からの
吸収を軽減できるのと背筋などを使い前方への推進力になります。
ジャンプする際に腕を振り上げるのも自分の体重をまずは上半身で引き上げることで
上方に移動します。
胸椎の回旋、伸展(伸ばす)、肩の回旋、伸展(伸ばす)、曲げる、があって
前方に進みます。
①上半身の使い方の写真
上記の写真ではまず左胸が正面ではなく横側を向こうとしているのがわかります。
そしてそれが胸を伸展していることにつながります。
次に肩が回旋し肘が後方まで動いているのがわかります。
この上半身の動きことそが前方に進む言動力になります。
上半身と下半身は本来連動します。
逆に言えば上半身がうまく使えない選手は下半身の股関節の使い方にも
影響が出る為に速く走ることは難しくなります。
速く走るにはこの上半身のトレーニング、下半身のトレーニング、姿勢のトレーニングと
一旦別々にわけて行いパーツ、パーツの動きが出来るようになったら最後に全てを合体させて
みます。そうでないと全てをいっぺんに行うことはなかなか現実的には
難しいのが現状です。
腕を意識すると姿勢が崩れたりするので、まずはパーツ事にわけて行い
出来るようになって、全てを融合させて行います。
速く走るのはきちんと順序立ててレッスンすればだれでも速くなります。
当クラブはジュニアの選手から選ばれている理由に
この走るトレーニングを10年前から行い、研究し結果を各競技で出していることも
大きな理由だそうです。
クライント様から速く走れて嬉しい、タイムが向上して全国大会に行けるようになりました。
サッカーの試合で速く動けてJリーグの下部組織に入ることが出来ました、などのお声を
沢山頂いております。
是非、競技で速く走りたいけど方法がわからないなどでお悩みの親御様、選手の方、気軽に
お問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島