子供さんの足が速くなる方法、今日は胸椎の回旋動作です。
胸椎とは上半身の部分にある関節で腰の上に存在します。
この上半身の使い方で身体が前方に進むスピードが大きく違ってきます。
① スプリントでの走り方
写真①でわかりますように、腕の振りをみて頂くとわかるように
スタートダッシュの際に胸椎部分を回旋することで前方に進もうとしております。
また、この胸椎の回旋を行うことで股関節を伸展することが出来ます。
この写真①では右の胸椎を回旋することで、左の股関節を伸展することに繋がります。
この胸椎の回旋と股関節の伸展は連動しているのです。
逆に言えば、地面を押して進むにはこの胸椎が回旋して股関節に力を送り出しているといえます。
胸椎の回旋が行わないと現実には速く走ることは出来ません。
海外の競技スポーツ選手素晴らしい筋力をつけているのは筋力が走る際には必要になるからと言えます。
この胸椎の回旋をスムーズに行うためには、胸部、背筋、肩の筋力が重要になるためと
いえます。
胸椎のトレーニング方法!!
写真②
胸椎の回旋するには
この写真のようなトレーニング方法があります。
この写真②では胸椎を回旋しながら反対の股関節で地面をしっかりと
押しています。
このようなトレーニングを行うことで胸椎の回旋を走るときに意識出来ます。
写真③
写真③ではボールをコントロールしながら走っています。
この際も胸椎部分を回旋している為にブルーのユニフォームの選手の左の股関節が伸展しているのが
わかります。これは右の胸椎を回旋している為です。
ユニフォームの胸の部分が引っ張られているのが肉眼でもわかります。
写真③ではバスケットボールでの試合でボールをキャッチする瞬間です。
この際も白のユニフォームの選手が胸椎を回旋している為に、右の股関節が伸展して
走りだしています。
走る時にはこの写真②③のように胸椎が主導して動いているのがわかります。
胸椎が動くことは速く走るには不可欠といえます。
是非、胸椎の可動域を出せるトレーニングを普段から心掛け
走る時には上半身の胸椎部分から走ることを意識してみてください。
速く走れることが実感できると思います。
明日は、腕の振りについてお話したいと思います。
速く走りたいけどなかなか我流では足が速くならないとお悩みの親御様
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トレーナー兼コーチ 野島