股関節の痛みは変形でのご相談は少なくありません。
股関節の痛みの原因は長期間による動作不全といっても過言ではありません。
膝が内側に向くX脚や反対に外側に向くO脚は普段の動作に問題があります。
股関節の正しい使い方を筋トレを行いながらトレーニングすることで
痛みは大きく改善して今までよりアクティブに動けるようになります
股関節の臀部、ハムストを強化する意味とは
股関節の痛みの原因は姿勢によるものが大きく関係します。
姿勢不良により、正しく使うべき関節ではない所で動作を行っているのげ
痛みの原因になります。
動作では歩く、しゃがむ、立ち上がるといった基本的な動作は
1日何百回と繰り返して日常的に行われています。
しかし、そのほとんどが腰や膝で行っている方が少なくありません。
しかし、本来はこの動作はすべて股関節で行うべき動作だといえます。
股関節には大きな筋肉群の殿筋群、太ももの内側の内転筋群、後方にある
ハムストリングスが存在しこれらを活動的に動かすことが本来の動きと言えます。
また、これらの筋は大きな力を発揮します。
①スクワット動作
写真①のようなスクワットでは通常自分の体重程度の負荷を持ち上げることも可能です。
トレーニング次第では一般の方でも自分の体重の1.5倍を持ち上げることも
特に不思議ではありません。
しかし、この動作を股関節ではなくほかの部分で行うと自分の体重どころか
その半分の重さをあげることも出来ないようになります。
それほど、この股関節での力は大きなものになります。
股関節の変形、痛みはこの股関節ではない膝や腰で日常の動作を行うことで
大腿部の骨が骨盤の中でうまくかみ合わない状態で動かされ変形や痛みの原因となります。
股関節は本来は身体でももっとも可動性の高い関節です。
しかし、この関節が膝が中心で使われるために本来の活動的であるべき
臀部、ハムスト、内転筋が脆弱になり結果股関節を支える働きを阻害しているのです。
股関節の痛みを軽減するトレーニング方法
股関節の痛みを軽減するには、まず股関節を正しく使う練習から行います。
②③
股関節の動きの練習風景
まずはあおむけで膝を90度に股関節を90度に曲げて膝と股関節を地面方向に
伸ばしていきます。この訓練では腰がそらないように注意し、踵が地面につく程度
膝を伸ばします。
④
ヒップヒンジトレーニング(チューブ有)
写真④ではヒップヒンジでのトレーニング風景です。
ヒンジとは蝶番といい意味になります。扉などの軸の部分を意味します。
このようにチューブを引っ張りお腹の圧を高めて股関節だけをアプローチして曲げていきます。
この写真②③④のようにすべての動作を股関節中心で行う練習が効果的です。
この際に使われるのが殿筋とハムストリングスが主になります
殿筋は股関節の横方向か後方まで、またハムストリングスは太ももの後方から膝まで伸びる大きな
筋肉です。
先ほどの写真①ではこの筋が大きく伸ばされているのがわかります。
しっかりと伸ばされることで大きな力を発揮します。
⑤ ハムストと臀部で支える動作
写真⑤ではラグビー選手のハムストと殿筋です。非常に発達しているのが
わかります。これだけ地面のボールをとる競技では臀部やハムストが発達しないと
競技では怪我をすることになります。
一般生活でも同じことが言えます。
是非、臀部とハムストを強化して股関節の痛みを軽減させましょう。
多くの方が強化して痛みから解放されておられています。
股関節の痛みから解放されたい、何とか痛みを軽減させたい、
以前のように活動的に動きたいとお悩みの方、気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島