あすか鍼灸整骨院
asukaトレーニングクラブ/asuka体幹ジュニアトレーニングクラブ
奈良市のスポーツ障害専門治療のあすか鍼灸整骨院、
パーソナルトレーニング、ジュニアの競技力向上の
asukaトレーニングクラブ/asuka体幹ジュニアトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
今日の一言です。
今日は山焼きですが、奈良は雪です。出来るかどうか微妙ですね。
組織が成長するには、個人個人の成長が必要です。
それには、ほめて、認めて、信頼することだと思います。
今日の投稿は
バスケットボールによる前十字靭帯、半月板損傷の予防方法とリハビリ方法について
バスケットボールでの前十字靭帯、半月板損傷は非常に多い怪我の一つです。
特に、この二つの障害は同時に起こることが多いのが特徴です。
半月板、前十字靭帯損傷が何故起こるのか。
そしてバスケットボールでなぜ多いのか。
ご説明していきたいと思います。
前十字靭帯損傷で最も多いのがバスケットボール、次にバレーボール、
バトミントンが多いと言われています。
すべて室内での床での競技です。室内競技に多いのは、
特に切り返し動作やジャンプ競技に多いのが特徴です。
発症原因は明確です。ジャンプ、ステップ動作の時に、地面を踏む足の
爪先の方向と膝がせん断される形になりそのまま捻られることで損傷します。
男子選手よりも女子選手の方が損傷割合は多いとのことです。
怪我の原因にあるのは、地面を捉えることが出来ない為に起きます。
特に、急激なスピードの切り返しやジャンプ後はとても強い力が関節にかかります。
この強い力を受け止めるには足裏できちんと地面をとめるグリップの役目と、
体幹部分で地面を押す感覚が必要になります。
このことが出来ないと、咄嗟の衝撃に耐えれないかもしれません。
膝は身体を動かす重要な関節ですが、その反面とれほど強い衝撃に耐えれない
構造になっているのも事実です。
予防、怪我からの再発を予防するには、地面を捉える練習と、体幹部分からの地面を
押す感覚のトレーニングが必要になります。
足裏はグリップの働きを。
足裏は地面を捉える際のブレーキの役目を担っています。
この足裏のブレーキが正常に作動することで、ダッシュからのスピードの緩急や
ジャンプ後の急激な止まる動作を可能にします。
特に母指球、小指球、踵への3点での地面を捉える感覚は重要になります。
そして、更に母指球への意識は止まる際には非常に重要です。
昨今、足の扁平足な選手が多く、足裏をあまり使わないことがその原因となり
足裏の感覚があまりないまま、プレーをすることは自転車にブレーキが効かないくらい
危険な動作になります。
足裏のトレーニングを行う選手は少なくありません。
野球やサッカーのプロ選手でもこの足裏を強化して成績が向上している選手は
少なくありません。
足裏を強化することで、ダッシュ→急激に止まる、ステップをする。
ジャンプ→リバウンドできちんと止まる動きに繋がります。
地面を押す感覚を体幹部分から意識しよう
地面を押す感覚を意識するには、体幹部分の強化が必要になります。
体幹とは、肩から股関節部分を言いますが、ここでの体幹とは
お腹の腹圧のことを言っております。
腹圧とは股関節を中心に身体を動かすことで起こる現象で、
脊柱を支えることにも繋がっています。この腹圧を高めることで
地面を強く押すことが可能になります。
①
写真①では高重量をあげるスクワット動作です。
この時に地面を強く押せないと重りをあげることは出来ません。
その為に重要になるのが、腹圧です。
この腹圧を高めることで、地面を押す準備が出来ます。
それに先ほどの足裏のグリップ作用が効く事で、この高重量をまっすぐ安定して
上方にあげることが可能になります。
この腹圧の強度が高くなることで地面を強く押すことに繋がります。
この腹圧を高めることこそ、本来の体幹トレーニングといいます。
体幹のトレーニングで腹圧を高めることが出来れば地面を押す感覚は
歴然と変わります。そして腹圧と足裏を強化出来ることが、
膝の前十字靭帯、半月板損傷から未然に予防する大きな武器になります。
膝周辺の筋をいくら強化しても、実際にはその筋を活性させる事が必要です。
体幹がエンジンでブレーキが足裏だと考えてもらっていいと思います。
タイヤが太ももの筋肉だと。
エンジンやブレーキが正常に動かないといくらいいタイヤを履いても
車の機能としては、意味はなしません。
前十字靭帯損傷や半月板損傷は競技人生を短くする可能性や
競技自体が出来なくなる可能性があるくらい怪我の損傷度としては
危険です。しかし、しっかりと予防することは出来ます。怪我をしても
予防方法を知ることで競技を安全にそして楽しく行うことに繋がると
思います。
バスケットボールでの膝の前十字靭帯損傷、半月板損傷からの
予防でお悩みの親御様、選手の方、気軽にお問い合わせください。
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トレーナー野島