医療機関で薦められる腰痛予防の腹筋ってシックスパックみたいにすることではないのでは。

出張から昨日帰ったきて2日ぶえりのブログです。

きちんとお腹の深部を意識できる腹筋が重要。。

お腹といえば、見た目もカッコいい

シックスパックに憧れますが、では本当にそれで、腰部を安定させて腰椎を守れるのか。

答えはNoです。

腹筋って簡単にいいますが、寝た状態から上体を起き上がる腹筋はかなり危険度が高いです。

腹部を安全させる筋肉は呼吸を司る筋肉です。特に横隔膜や腹横筋が重要です。

しかしこれらは先ほどの寝た状態からの運動ではこれらの筋肉を強化する事は難しい。

腰痛=腹筋の低下ではなく

腰痛=呼吸筋の低下やそれに伴う不良姿勢。

だと。

だから腹筋をやみくもに何百回しても逆効果です。アスリートクラスの選手でも腹筋がいわゆるシックスパックで

も腰痛で苦しんでいる選手は少なくありません。これは腰部を安定させる深層筋が低下しているからです。

では実際にどうするか。

まず腹部を360度膨らませるような腹部の中から圧をかけるような

訓練が必要です。それも力まずに自然に。

無理に力をこめて行ないことです。力むと腹直筋にばかり力が入ります。

この状態を意識する事が腹部の深層筋といわれるインナーマッスル群を強化します。

逆にこれを意識ぜずに腰痛予防は難しいと思います。

何故か自分や周りの経験者が沢山いるからです。

自分も高校時腹筋を毎日100回くらいしていました。そうすると腰がどんどん痛くなった経験が。

そういう経験の方、少なくないです。高校生くらいの選手がクラブ活動で腹筋がいいと言われ毎日何百回腹筋をし

た結果腰が痛く脚がらしびれてくると。ヘルニアの初期症状です。

結局腹筋=腰の痛みになっているのが現状です。

腹筋で特に寝た状態からの上体をあげる動作は大腿部に大きなストレスがかかり、その結果骨盤が過度に前傾し腰

も伸展します。要は腰が反った状態が続き腰の骨に大きなストレスがかかります。これでは腰のヘルニアなどに

移行しやすくなります。

お腹を膨らませてお腹の筋肉を強化しましょう。詳しくは大貫さんが書いた本がとても参考になります。

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僕も実際この呼吸法でトレーニングを行い腰痛がかなり軽減しました。

是非お薦めです。

別にお腹が割れてなくても深層筋といわれる呼吸筋が強化できれば

競技レベルがさがることはありません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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