奈良市のスポーツ障害、腰痛専門の
あすか鍼灸整骨院、
ジュニア競技トレーニングクラブ、asukaジュニアトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
競技においてミスはつきものです。
しかし、積極的な行動でのエラーと消極的行動での
エラーは少し違うと感じます。
アメリカのある機関でのトレーニング施設では
野球でボールを振りに行っての三振はGOOD JOBだそうです。
しかし、見送りの三振はBAD JOBだそうです。
積極的な行動はその後の結果に結びつくことがあるが、消極的な行動では
その後のプレー向上にはつながらないからだそうです。
確かにその通りですね。同じ三振をするなら積極的な行動をしてみましょう。
そしてコーチやトレーナーは積極的な行動には大いに褒めてあげてみては
いかがでしょうか。
今日の投稿は
ラグビー、タグラグビーの競技力向上についてです。
ラグビー、タグラグビーは、これから全国大会などが始まり
本番を迎えます。
ラグビーとタグラグビーは基本的にはルールは少し違え、
競技力向上については同じだと思います。
ラグビー、タグラグビーでは、競技の特性としてボールを前に投げることは出来ません。
そして走る距離は非常に短いゲイン突破になります。
30m以上走ることは稀です。
その分最初の走る姿勢は非常に重要です。
ボールをもらうと相手はラグビーの場合はタックルに、タグの場合はタグをとりに
来ます。この状況で自分の姿勢が高い立った状態では、短い距離を速く移動することが
出来ません。また、相手にすれば高い姿勢の選手へのタックルはさほど難しくはありません。
これはタグをとるときも同じです。
しかし、低い姿勢からのスタートで走って来られた場合はタックルに行くポイントが少なくなる
分簡単ではありません。タグをとるときも同じです。低い姿勢では腰が後方にある為に
前からとるのは困難になります。
また、地面のボールをピックアップする時も状態が高いと腕だけでとりに行く為に、
ボールのバウンドが変わるとノッコンやボールをコントロールすることが難しくなります。
その上でも低い姿勢を正しく普段の練習から維持することが競技力向上に大きく関与します。
お尻を挙げておくことが走る時も、守備でも重要又、怪我予防にも。
ラグビー、タグラグビーでは、ボールを地面からとる、守備の時の姿勢、
走り出す際に、お尻が下がった状態で動こうとすると、足が上がらない為に
全ての動作で遅い動きになります。
よく、最初の一歩がなかなか前に出ない、最初の動きが遅いと言われるのは、
このお尻が下がった状態が続いている為です。この状態を改善しない限り、どれだけ
練習量を増加させても、競技パフォーマンス向上にはならず、逆に太ももの肉離れ、
踵の痛み、ふくらはぎの痛み、股関節の痛みなどの子供さんでも関節や筋の障害を
招く可能性が高くなることが、様々な研究でわかっています。
お尻を常に高い所にいおいておくことで、股関節で踏ん張れる体勢づくりをしましょう。
股関節には大きな筋肉群が存在しますが、この筋肉はお尻が下がると活動が低下します。
低い姿勢を取り続けるには、強い体幹が必ず必要になります。
体幹のトレーニングを正しく行うことで低い姿勢を試合中維持することが
可能になります。
低い姿勢をとるには背中からお尻までが出来るだけまっすぐな状態が理想です。
その体勢がとれると、競技パフォーマンス向上に繋がります。
①
上記の①のように低い姿勢でもお尻があがり胸が下がらない
姿勢を普段からの練習で心がけることが、試合でのパフォーマンス向上、又は
怪我の予防に繋がります。
お尻が下がり胸が下がっているとタックルを受けた時も危ないです、
又走り出す時は脚が前に出にくいので、
膝でその運動動作をカバーして膝の靭帯を痛める可能性があります。
是非、お尻を挙げれる体幹を身につけて、競技を行うことをお薦めします。
ラグビー、タグラグビーでの競技力向上でお悩みの親御様、選手の方、
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asukaジュニアトレーニングクラブ
トレーナー野島