奈良市のあすか鍼灸整骨院、
パーソナルトレーニングスタジオの
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
日本人メジャーリーガーの投手の肘、肩のケガが多いですね、
日本ではそうでもなかったのに。
肘へのメスを入れて完全に復帰することは速球型から制球型に変化しないと
又、肘への負担が大きくなり結局、選手生命を脅かす感じがします。
メスを入れることが治ることでしょうか。
ヤンキースの田中投手は手術を回避して今も活躍しています。
手術=治るのではなく、投球フォームの見直し、トレーニングの見直しが
動作の見直しが必要なのかもしれませんね。
膝の半月板損傷を手術ではなく、保存療法で治す方法とは。
膝の半月板は競技選手で痛めることが多い外傷の一つです。
しかし、この半月板損傷を手術せずに治す方法は無いのでしょうか。
メスを入れても非常に再発しやすいとも言われています。
膝の半月板は太ももと下腿の骨の間にありクッション的な役目をして関節を支えて
います。内側、外側と両方にあります。
この半月板を損傷して重度の場合はロッキング現象と言われる膝がロックするような感じがします。
この状態が長期間続く場合は手術を念頭におく必要があります。
しかし、ロッキング現象がない場合ので損傷での手術では関節軟骨を痛める可能性が
ある為に現在は保存療法を優先する傾向と半月板を除去することも、今後の事を考えると
関節の変形に繋がる可能性があるので保存的に行うことを選択されるドクターも現在では
増加されておられると文献にも記載されております。
ではどのようにして保存療法で治すのか。
治すのではなく、動作を改善して症状を無くしていくのか。
治す?改善していくと考える方がいいのかも知れません。
治るというのは修復出来るという意味になり、完全な修復は現段階では
保存療法で難しいと思われます。
しかし、症状が無くなり、今後半月板損傷による外傷の
可能性を軽減することは可能だと思います。
膝の関節は膝蓋骨、大腿骨、下腿(脛骨)で構成されています。
この関節がきちんと機能するには半月板を非常に必要であり、関節の
位置を正常に戻す役目も担ったいます。
この半月板を損傷するのは、膝の使い方に問題があるのではなく、
足首、股関節に大きな問題があります。
膝の半月板を損傷する選手にはいくつかの共通点があります。
①股関節が硬く、特に内旋動作が出来ない。
②足首が硬く、完全にしゃがむ動作が出来ない。
③太ももの前面の筋のみが発達している。
この3つのことが当てはまる選手には膝関節の障害が多いというのも
この10年間以上のトレーナー経験でわかったことです。
これをひとつづつ解消することが出来た選手は膝の半月板損傷を
その後ほんとど発症していません。
改善には、股関節内旋運動、足首背屈運動をハムストリングス強化が。
膝の半月板損傷を予防、ケガの回復にはハムストリングスの徹底した強化が必要に
なります。このハムストリングスを強化することは膝の前面の筋肉に過度に負担が
かからないことが目的となります。
また、股関節の内旋運動は骨盤を前傾にして腹部の力で股関節を安定化させる目的があります。
①骨盤前傾でのスクワット
この①の写真のように、骨盤前傾をした状態でのスクワットを
行うことで骨盤の前傾する筋肉が使えるようになり、
骨盤前傾をしっかりと使えることは、お腹の腹圧を高めることになり
結果、地面をしっかりと踏めることに繋がります。
この地面をしっかりと踏めることが、膝では無く股関節で身体を支えることに
結果的になり得ます。
また、足の背屈動作が出来るようになるには爪先を常にあげることが
必要になります。この足の背屈動作が出来ることで普段の動作で
自分の動作をきちんと止めることが可能になります。
膝の半月板損傷の多くはこの止めることが出来ない為に膝関節が不安定に
動き損傷するケースが少なくありません。
足首の背屈運動、股関節の腹圧を高める内旋動作、ハムストの強化を
行うことで膝の半月板損傷からの回復は可能です。
自分の身体は結局は、自分で守る必要があります。
この自分で守る練習をどのようにするかです。
ただ筋肉を強化することではなく、きちんと機能的な動作、強化を
行うことで半月板損傷を再発するリスクを大きく減少することになると
思われます。
膝の半月板損傷からのリハビリ、回復トレーニングで
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asukaジュニアトレーニングクラブ
トレーナー野島