ラダーやミニハードルのトレーニングは競技のアップだけはなく、身体の使い方を学ぶためにも使いましょう。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

今日は、気温も寒く

奈良でも雨や雪が降り先週とは

気温の変化が多きいですね。

しっかりと筋肉を動かして体温をあげる

ことを心がけましょう。

 


 

今日の投稿テーマはサッカーや野球などでも

多く使われているラダーやミニハードルの使い方についてです。

 

アップだけで使うのではなく、機能的に動くためにも!

 

ラダーやミニハードルを競技前や練習前のアップで使う

チームも少なくありません。確かに足の回転数をあげる

練習や小刻みに動くメニューとして使い練習前のアップとして

考えられ使用させています。

非常に足の回転を挙げるには一定の感覚を刻むラダーやミニハードルの

効果的な使い方だと思います。

しかし、このツールは更にもっと様々な活用方法があります。

この活用でこのツールで多くの身体の使い方を習得する

ことが可能となります。

せっかく使うツールなら最大限の能力を活用してみましょう。

 


 

ジャンプや走るときに足の踏む位置を掴む

 

ラダーやミニハードルでまず使うのが

ジャンプや走るときに必要な足の着地場所です。

走るときやジャンプの際には足の裏の中心で地面を

踏むことが高く、強く地面を踏むことが出来ます。

この感覚をとらえるにはラダーなどの一定の感覚の

ツールで連続的両足や片足づつで踏む練習をしましょう。

img_2075

↑のように地面を踏み、小さな力で

前方に進んでいきます。弾むような感じで

移動することで地面からの反発力を感じることが

出来ます。

 

この感覚こそが走るときに地面からの反発力を

感じることが出来、速く走ることに繋がります。

両足で出来れば、片足で行いしっかりと地面からの反発力を

感じましょう。

 


 

足を高速で回転するための、膝を高くあげる練習にも。

 

ミニハードルやラダーで、よく、見られるのは

爪先の方で着地して小刻みに走るトレーニング。

これを膝を高くあげ、高速で回転するトレーニングを

してみてください。

最初は多分、ラダー等に引っかかったりうまく前方に

進めないかもしれません。

これは足と身体のバランスに問題があるからなのです。

 

走る、ステップ等では身体、特に頭が足よりも前方に

位置付けされねばなりません。足が自分の頭より前方に

あると身体は後方に流れます。これは頭と身体の重さの

比重にあります。

頭は3~5kgあります。この重さが後方にあれば

必ず身体は後方に移動しようとします。それほど

先端の重さはその下の部分に大きな影響を与えます。

 

走るときでも同じです。頭を前方に置き、足を回転させる

ことが出来ればラダーでも高速回転で走ることができます。

これが走るときに、サッカーや野球での瞬間的に速く動く要素と

なります。この頭を前方にするには脊柱をしっかりと立てて

安定させることが必要で、猫背や腰が曲がっていると

高速で動くことは難しくなります。

 

すぐに出来るようにはなりませんが、練習を繰り返すことで

高速でラダーでも行うことが可能になります。

高速で一定の間隔で走れることは、通常のグラウンドでも

走ることが可能になります。

背中をしっかりと伸ばし関節からの力を地面に

伝えやすくすることがこのラダーやミニハードルで

矯正することができます。

 

 


 

ラダーやミニハードルを行うことでアップだけでなく

身体の使い方を覚えることつながり、

また競技レベル向上にもつながります。

是非、ラダー、ミニハードルトレーニングで

速く走れる身体をつくりましょう。

 

asukaジュニアトレーニングクラブ

0742-22-0120

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

同じカテゴリーの記事を読む

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。