ジュニア期のスポーツ障害 シンスプリントの予防には足底の筋が重要です。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


3連休の真ん中ですね。各地で

秋の様々な大会が行われています。

私の母校も高校野球の春の甲子園に出場できるかどうか、

現在大会の真っ最中です。出場できることを願います。


 

今日の投稿テーマは

シンスプリントの予防方法についてです。

シンスプリントは足の下腿部の前面の内側の筋、

後脛骨筋周辺の炎症を伴う障害です。

まず、シンスプリントは初期ではそれほど

痛みも強くなく、走ったり、ジャンプすることが

出来ますが、症状が重症化すると歩行でも痛みを

伴う障害といえます。

原因は足底と足の関節のアライメントが大きく影響しています。


 

シンスプリントは癖になりやすく、様々な

障害を併発するので注意が必要です。

シンスプリントは

DSC_0606

↑の写真の向かって右足を注目してください。

足底の筋が潰れて足の関節のアライメントが壊れています。

下腿部の内側の筋が伸ばされているのが

おわかりでしょうか。

この状態でジャンプの着地や走ることでシンスプリントは

発症します。

また、この状態で競技をすることで有痛性外脛骨や

足の捻挫、膝の内側の痛みなどを併発する可能性が

非常に高くなります。

ですのでまず足の足底とアライメントを修正と強化

が必要になってきます。


 

足底の強化にはビー玉が有効です。

img_1891

以前も少しご紹介しましたが、

足底の強化は私はビー玉をお薦めします。

ビー玉(大き目)でのトレーニングを行うことで

掴む動作を習得することができ、足底筋膜の強化になります。


 

足の関節のアライメントにはヒップヒンジが有効です

img_1894

足の関節だけにフォーカスをあてて修正を

行うことは重要ですが、しかし結局、立位で立った状態での

プレーを意識する為には股関節からの連動した運動を

おこなうことが肝心かと思います。

実際に上記の写真のように股関節の動きが安定すると

足関節のアライメントも安定してきます。

常に地面をとらえるのは股関節です。

臀部の筋を意識して足関節に力を伝えることができると

シンスプリントの痛みや症状は緩和します。

足底の筋の強化、股関節で地面をとらえることが

予防に繋がると思います。

 


 

お子様のシンスプリントでお悩みの親御様、

気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。