奈良市ジュニアトレーニングジム/ サッカー、ラグビーに必要な止まる技術、いかに素早く止まれるかが相手に抜かれないことに!!

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

今日も朝から海外のジュニア選手のオンライントレーニングでした。

 

最近は関西圏だけでなく海外の選手もオンラインでの指導を3年前からおこなっております。

ジュニア世代では様々な競技の特性があります。

しかし、基本的なスキルを正しく習得することがとても大切になります。

基本なくして競技での難しいスキル習得は出来ないと思います。

これは勉強でも同じ。又反復練習なしに上達もしないでしょう。1回、2回のトレーニングではなく

毎日5分でもいいので反復することで自分の身体に身につけることが大切です。

苦労して身につけたスキルは一生ものになります。簡単に覚えたのはすぐに相手のレベルで出来ないことがあります。

どんな状況、どのような相手でも使えることが大切ですね。

 

今日はサッカー、ラグビーで必要になる止まる技術です。

サッカーラグビーのようなコンタクトとターンオーバーやステップなどの動作がともなう

競技ではいかに相手の速度に対応できるかが鍵にになります。

そこで必要になるのが”止まる”という技術です。

止まることがどれだけ正確に出来るかで相手への対応が変わります。実際世界で活躍するサッカーやラグビーの選手は

この止まるトレーニングを重要視しています。速く走れても速く止まれないと次の動作には結びつかないのです。

①リバースするランジ動作トレーニング

まず重要になるのは止まって戻る動作になります。このとき、特に重要になるのは

止まる時に膝を出来るだけ前方に出さないことです。

膝は足裏がついた所で止めます。足首が約90~100度くらいがベストです。

この状態で止めたら今度は②の状態に戻ってきます。

このとき、足裏をしっかり意識して戻りましょう。

よく足裏の意識が薄く足がグーになる選手がいますが

基本足裏はつねにパーの意識です。足をパーにすることでより母指球と小指球を意識することになります。

 

③パドリング動作

写真③ではパドリング動作になります。このとき、重要になるのは地面を押す意識をどれだけ保てるかになります。

足首が常に背屈位で地面を小刻みに押していきます。

このような動作を行うには、股関節を後方に引く意識が必要です。

先程の止まる動作でも同じですが股関節を後方に引く感覚がないと膝でブレーキをかけてしまい

膝を故障する大きな要因になります。

 

このような止まる動作を走りながら本来は何十回何百回と行われるため

出来るだけ基本的な止まる動作手順をしっかり練習することが大切です。

止まるのって簡単そうですが、相手のスピードに合わせることが必要になるため

かなり手順を正確に行わないと相手のステップや切り返し動作に対応できなくなるでしょう。

 

④ブレーキから動きの動作

この①~③の一連の動作がどの速度でも行うことが出来れば

写真④のようなその後股関節の切り返しでサイド方向に動くことが可能になります。

相手の動きに対応するにはまずは相手の動きにどんな状況でも止まれることが大切になります。

 

是非、サッカー、ラグビーでは相手の動きでディフェンスを行う必要があります。その為

どれだけディフェンス能力を向上出来るかはチームにも大きな貢献になると思われます。

 

トレーナー兼コーチ野島

サッカー

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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