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奈良市のジュニアアスリート専門ジム、世界選手権優勝、オリンピック出場選手を輩出。
奈良からジュニアアスリートをサポートをさせて頂いているasukaトレーニングクラブ。
今日は今年に入ったからジュニアアスリートのトレーニングのお問い合わせについて。
最近様々な競技の選手を今年に入りサポートさせて頂いております。
競技スポーツにおいて重要になるのは特にジュニア期では
①怪我をしない、強い身体づくり
②正しい身体の使い方を覚える
この2つが大きな要素です。ジュニアアスリートを10年以上担当してきて感じのは
トレーニングによって競技での怪我を大幅に軽減できるということです。
当クラブにはパフォーマンス向上、怪我予防など様々な方がトレーニングに来られます。
その中で怪我以前はしていて怪我をしにくい身体を子供さんにとおう思いの親御様は少なくありません。
しかし、この怪我をしない身体づくりこそが本当はパフォーマンス向上に直結していくことは
あまり知られていません。
怪我をしない身体づくりその為には、動作の引き出しを多くすることです。
そして様々な動作を正確に出来る身体のメカニズムを知ることも必要になります。
当クラブでは日本選手権、全国大会、オリンピック出場選手などがジュニア期にトレーニングに
こられ皆怪我をしない身体をつくりあげていきました。
競技パフォーマンス向上は怪我をしない身体を作る所から始まります。
今日は柔道です。
柔道でパフォーマンス向上をはかるには、まず可動性を各関節で正しく使えているかが問題です。
柔道のように投げる、抑える、しめるなどの格闘技系の競技では関節の可動性が低い部分があると
どうしても怪我につながります。
その為可動性がが低いと技にも制限がかかり相手を技にかけるまでの時間がかかり
実践ではなかなか上位にあがることが難しくなります。
柔道では技に入る速度がとても重要で技にゆっくり入っていてはなかなか技はかかるのは現実的ではありません。
しかし、速く技に入るにはある一定のルールがあります。
それは地面を押す力です。
相手の襟は袖をもつ柔道は上半身にどうしても目がいきがちです。しかし、上半身の力を
最も効率よく使うには下半身からの力の作用が大切になります。
技をかける時にまず地面をしっかりと体幹で押して股関節で受け止めてその力を上半身に伝えることが
出来ると技への速度があがります。
①②地面反力を使う練習
①②では地面の反力で身体を持ちあげるトレーニング。実際には相手をかついでいる訳ではありませんが
股関節の力で地面からの反力をいかすトレーニングになります。
③④股関節の内外旋運動トレーニング
写真③④では股関節の内外旋運動になります。柔道では技をかけるとどうよう技は外すことも必要になります。
相手の足技を外すには股関節の素早い切り返し動作が必要になります。
このように重要では速く動く為には
①地面反力をもらう
②股関節の回旋動作
⓷胸椎の回旋動作
といった3つの要素をどのような場面でもおこなえる可動性が必要になります。
是非、柔道でパフォーマンス向上を御考えの方、関節の動きを、見直すことをお薦めします。
コーチ兼トレーナー野島