奈良市のパーソナルトレーニングジム&ピラティスリフォーマースタジオのasukaトレーニングクラブ。
今日はピラティスリフォーマーでのトレーニングについてです。
12月から本格的にピラティスリフォーマーでのトレーニングを開始しております。
その中で、膝の痛みや股関節の痛みでなかなかトレーニングを行う際に
特に下半身系の動きに大きな制限が出る方へのアプローチが非常に難しい状況でした。
しかし、リフォーマ―を導入することでより重力を感じることなく膝、股関節の動きを
行うことができます。
特に膝、股関節に痛みのある方はどうしても股関節の内旋・外旋と言われる動作が
なかなかうまく出来ない傾向になります。これは、股関節の動きをどうしても膝で行う習慣が
ついしまい股関節を広げるという動作は重力がかかると出来ない状態へのなっているのです。
そこでリフォーマ―でこの股関節の動きを再現していきます。
①リフォーマ―でのスクワット ②重力がかかるスクワット
写真①と②は同じような動作をおこなっています。
しかし、大きく違うことは重力です。
①では水平に動くために、重力が膝などにかかることはありません。
しかし②では地面に足をついて支えている為重力がかかった状態でのスクワットになります。
この違いがあることで膝の痛みのある方は身体を下方に移動することが出来なくなります。
先週も今日も膝、股関節の痛みのある方へのトレーニングアプローチでリフォーマ―を使いましたが
最終可動域まで行うことが出来て股関節、膝を屈曲出来ています。
このリフォーマーで行った動作をそのまま、写真②のように行うとこれが出来るようになるのです。
これは再現です。本来小さい頃はこの写真②のように股関節を使った下方にしゃがむような動作が出来ていた
のですが、何らかの生活の変化などで膝で動くようになってしまったのです。
しかし、身体には以前の記憶が保存されているのです。どこかのきっかけで以前のような動作を
取り戻すことが出来るのです。
しかし、これを重力がかかる所で行うとどうしても重力に負けてしまい出来ないことが
少なくありません。そのため、重力のかからないピラティスリフォーマーマシーンで動作を
行うことで重力のない世界で身体を動かすことができ、結果以前のような股関節をしっかり外旋して
屈曲することができるのです。
このようにピラティスリフォーマーマシーンでは今まで出来ない動作でも以前出来ていれば
再現することが可能です。
一度再現出来れば、何回か練習していくうちに重力のかかった写真②でも同じようなスクワット動作を
股関節の外旋、内旋で行うことが可能です。
膝の痛み、股関節の痛みは今間での習慣で動きにエラーが出ているだけです。
正しい動作を再現できることで以前のような膝、股関節に痛みのない動作を取り戻すことが可能です。
是非、膝、股関節に痛みがあるが運動、筋トレをしたい方ピラティスリフォーマーマシーンがお薦めです。