奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/フィギュアスケートでダブルルッツ、フリップのジャンプが上達しないのは、動作スキルがわからないだけ。

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

今年もフィギュアスケートの選手のレッスンを数多くさせて頂いております。

日本かた海外選手、小学生1年生~大人の方まで。

6級合格、全日本クラスの大会出場など様々な目的で来られています。

 

そのなかで多い相談が練習週5~7回いっているでもなかなかジャンプが上達しない。

それもほとんどが小学生高学年以上のお子様です。

最初はシングルジャンプ系では簡単にとべた、ダブルから少しずつ跳べない内容が増えてくる。

そして5級前後でなかなかジャンプが成功できないケースが多くみられるようです。

 

これは練習の頻度を週3を6に変えても変化はないみたいです。

そうかと思えば練習週1回でダブルアクセルを簡単に跳ぶ選手もおられます。

この差って?

 

これはジャンプの基礎的な理論が習得出来ていないことが原因です。

要は勉強と同じ。数学で難しい問題は基礎の計算にあります。

計算式を正しく覚えないと感では勉強はレベルアップしません。競技スポーツでも

同じなのです。感覚で跳ぶ?感覚で走る?感覚で投げる?それは小学生低学年までです。

理論を習得年齢、特に小学生高学年になるとその理論的なことを理解しないと

ジャンプは成功しないのです。

ごくまれに出来る選手もいますが、それはほんの数パーセントでなかなか難しいでしょう。

最近のスポーツでは様々な動作を分析して理論的にどのような動作をすればいいのかが

解明されております。その文献も多く発表されています。

これはフィギュアスケートも同じこと。

 

ジャンプの動作スキルの理論がある程度解明されています。

その正しい動作手順を覚えることでジャンプはほとんどの選手が跳べるのです。

しかし、週何回も練習して自分のフォームをどんどん崩してしまうと

いいイメージがなくなり結果、数年もしない内に跳べていたジャンプすら跳べなくなります。

 

スポーツでは陸でのトレーニングは不可欠です。これは水泳や他の競技でも同じですね。

フィギュアスケートではジャンプ特にシングルでは、練習をすれば跳べる範囲ですが

ダブル、トリプルになると、小さなエラーが着氷での失敗につながります。

 

フィギュアスケートはほかの競技でジャンプをすることと違う大きな所があります。

それが片足で着氷するということ。

そして跳ぶ回転が同じ方向に回転する。

この2点が他の競技ではないことです。

特に片足で着氷するには軸が少しでも空中でぶれるとほぼ修正することが

できません。体操などは基本両足着地ですので、片足に大きな負担がかかることはありません。

この点からも軸、特にジャンプを跳ぶ瞬間が重要です。ここで軸がぶれると修正は出来ません。

3回転でジャンプしている時間は0,9秒程度と言われています。

2回転ならもっと短くなるのです。

 

ジャンプの精度を上げるには、まず軸を安定させる身体の動かし方が重要です。

その精度を陸で出来ないと氷では更に難易度があがります。

ジャンプなかなか成功できない、最近ジャンプがとべない、これは子供達の問題では

ありません。

ただ動作の手順を知らないだけ。

知る事でほとんどの選手がダブルアクセルでもダブルルッツでもダブルサルコゥでも跳ぶことが可能です。

最近トレーニングをされている選手では、2カ月くらいでダブルアクセルを習得されています。

 

これはジャンプの動作手順を覚えることで跳べるようになったのです。

ほとんどの選手がこのように自分の課題をクリアしております。

週6回も練習しても跳べないのは跳ぶ方法が少しエラーが出ている。それを修復しないと

そのエラーはどんどん大きくなることも少なくありません。

 

フィギュアスケート専属ジャンプコーチ 野島

ダブルアクセル、トリプルアクセル、ダブルルッツ、トリプルルッツ、フリップ

是非動作スキルを覚えましょう!!

 

フィギュアスケート

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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