奈良市 アスリートトレーニング専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
今週もトレーニングを行ない、やはり下部肋骨の動きの意識がとても大切になりますね。
下部肋骨を内旋する意識をもたせることで腹圧をより高めることが出来ます。
テニスでの動作速度をあげる為のトレーニング方法とは。
テニスでは素早いフットワークからフォアハンドやバックハンドを行う必要があります。
ショットの時に自分の一番最適な形で動作モーションに入るためにはどうしても
速く動いて自分のベストな位置に移動することがとても大切になります。
しかし、この速く動く為には、ある程度意識したトレーニング方法が必要になります。
この速く動くためのトレーニングで必要になるには力の発揮する部分の意識になります。
速く動く為にはある一定のルールがあります。
地面をいかに速く押すか。いかに地面を強い力で押すか。
この2つの速さと強さがとても必要です。
しかし、地面を強く押すにはどのようにすればいいのでしょうか。
① 股関節を素早く動かすトレーニング
速く動く為にはいくつかの要素がいります。
①股関節の素早いヒンジ動作
②体幹から力を出すこと
③足裏で地面を押す感覚
④地面に足裏が着く前に空間を押すイメージ
⑤重心位置を高い所に常においておく。
この5つの要素が組みこまれていることで速く動くことになるのです。
写真①ではハーフニーと言われる膝立ちでボールを出来るだけ地面に速く落とすトレーニング。
これを腕だけで行うとそれほど速くは動くことは出来ません。股関節のヒンジ動作と腕の振りを連動させることで
速くボールを地面に投げることが可能になります。
②空間を抑えるトレーニング
速く動くポイントの④で空間を押すことが必要とあります。
空間を押す為には、写真②のように地面に足がつく前に空間を出来るだけ開けることが必要です。
その為には股関節を動かすことが必然的になります。
動きの速さが速くならない原因に膝を曲げて動くケースが多く、膝だけを曲げて動くと
地面を押す際に足裏が地面と平行にならない為、一度足裏を地面に平行にする時間が
かかるのです。しかし、これではなかなか地面を押すことは出来ません。膝だけの動きとなります。
実際に速く動く為には地面と足裏が平行になることで、より地面を素早く押す為の動作の基本が出来ます。
このように地面を速く押すためにには足裏が地面に対してどの位置にあるのか、
またその為には股関節で足を動かすこと、そしてそれを可能にするのは、体幹部分からの力発揮が必要となります。
当クラブでは体幹をいかに有効的に使い、そして速く動くか。をトレーニングすることをお薦めします。
コーチ兼トレーナー野島