奈良市・登美ヶ丘のでパーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
今日は姿勢についてです。
姿勢が綺麗な人いますよね。何歳でも背中が伸びている方が、何歳になっても
年齢を感じさせない方が少なくありません。役者の方でも90歳でも姿勢が綺麗なことで年齢よりも
随分若く見られることがあります。
これは姿勢美人と言われる姿勢が綺麗であると年齢よりもずっと若く見られます。
それだけ人の見た目は姿勢の部分にいきます。
当クラブでも70歳代の方が8名ほどおられますが、皆さん、姿勢がとても綺麗で70代には見えません。
これは姿勢をただしく行うトレーニングを行なうことで、歩行や動作が変化します。
特に姿勢が大きく崩れた状態では呼吸も浅く、身体に栄養をとどけることも出来なくなり
肌艶などにも大きく影響します。
しかし、70歳からでも姿勢は戻るのでしょうかというご質問を受けますが、大丈夫です。
姿勢は何歳になってもある程度までは戻すことが可能なのです。
姿勢を崩している大きな原因はインナーと言われる呼吸筋と、背部にある筋肉群です。
この呼吸筋と背部(殿筋、背筋、ハムスト、下腿三頭筋)が強化されることで
姿勢はもとに戻ろうとします。
姿勢を維持する筋は年々何もしないと脆弱になり、重力により前方に身体が引っ張られていきます。
その為、背部にある筋がまずはとても重要になります。
呼吸筋も同じです、呼吸をする筋は呼吸と姿勢を保つという機能の両方がある為に、この両方を担っています。
①呼吸筋トレ ②呼吸筋トレ
まず呼吸筋では、正しい脊柱の位置を確保するために、横隔膜、腹横筋、骨盤底筋の3つを
意識しましょう。この筋は呼吸の意識をすることでとても活動的になるために、
写真①②のように、上向きで寝た状態で行ないます。
このとき、①では腕をバンザイしていますが、バンザイをしても腰椎がマットから離れないことが大切です。
①では呼吸筋である横隔膜への刺激を促します。特に腕をあげた時に肋骨が浮き出てこないことが大切です。
また、②ではボールを挟み骨盤底筋を刺激したまま呼吸をしています。
③呼吸トレ
また腹横筋を強化する為には、写真③のような四つん這いでのトレーニングで
お腹が下方に向かうのをしっかり意識して腰が落ちないようにします。
腰が落ちないことでお腹特に腹横筋の強化にいたります。
この①~③のように呼吸筋を強化することで身体の姿勢を維持する為のまずは
基礎となる部分を鍛えましょう。
この呼吸筋を鍛えることが出来れば、背筋、臀筋、ハムストなどを鍛えていきましょう。
④姿勢トレ
うつ伏せや仰向けでのトレーニングで呼吸筋を強化していくことで、
写真④のような立位でのトレーニングでも姿勢が正しくなっていきます。
④では左右の腕を上、下両方に向けていきます。この時、しっかりと①~③での
呼吸筋を活性化させ、肋骨が上方に移動しない、腰が前に出ないようにします。
そうすることで身体の左右の肋骨や骨盤の位置を正常に戻します。
この時、腕を引っ張るのは背部の筋になります。
腕や肩ではなくあくまでも背部を意識します。
⑤正しい立位
正しい姿勢で立つことができると、身体は写真⑤のようにまっすぐになります。
その為、身体は一直線上になります。この姿勢を維持することで、肩こりや腰痛などにも大きな
効果があります。
姿勢をただしくすることで、本来の呼吸の機能や、背筋、腹筋への活性が正常になります。
その為、太りにくい体質にもなり一石二鳥になります。
是非、正しい姿勢を維持して姿勢美人になりませんか、
アンチエイジングだけでなく、気持ちもわかわかしくなりますよ。
トレーナー兼コーチ野島