奈良市 パーソナルトレーニングスタジオのasukaトレーニングクラブです。
最近では様々な競技で筋トレの重要性が説明されています。特に
学生やプロではないアマチュアの選手や競技を大人でも行う上でも筋トレは
様々な効果があるのです。
今日は、最近30代から増加しているゴルフの筋トレについてです。
ゴルフは小学生~大人のかなり高齢の方までが行える競技です。
しかし、ゴルフを行う上で筋トレは不可欠です。
これは大きな理由が3点あります。
①けが予防、体力強化
②スイングなどの競技特性に対抗する筋力強化
③スイングにともなう、身体の連動性の為
この3つがゴルフでは筋トレとしてとても重要な要素になります。
特に①は腰痛や膝の痛みなどには正しい動作トレーニングが必要になります。
ゴルフでは、基本右利きの方は左方向にボールを打ちます。この時、身体の使い方がとても重要になります。
まず一旦右の股関節のヒンジと言われる動作で体重を右股関節に向けますが軸はアドレスから大きく変換しては
いけません。
自分のアドレスの位置の時の腰幅から横に少しでも移動するということは
実際には右股関節に体重を乗らず胸椎や股関節を使い身体を左側に回旋することになります。
①自分の骨盤幅をイメージする。
この骨盤の位置をイメージしてゴルフは行う必要があります。特に多いのは
スイングを手首を返す、手首を動かすということは一般のゴルフの愛好家の方や
アマチュアの方ではなかなか簡単ではないと思います。
その為、股関節の動き自体は縦方向に動きます。横方向の動きは実際は膝のスエーでおこなっている為に
股関節への体重移動はありません。
体重移動がないということは、遠くに飛ばす、速いスイングをするときに行う地面反発をもらうことが出来ない
為にボールはあまり飛びません。
またよくご質問をうけるのですがフック気味、スライス気味も腕への依存が大きく股関節の動きでの
動作が出来ていないと毎回同じスイング軌道をクラブが通ることが出来ないため、
スイングが安定しません。ゴルフではスイングが安定しないことは、やはりスコアを安定させにくい原因になります。
では、ゴルフを競技で行う為にはどのような筋トレが必要になるのか。
筋トレを行うことはただ筋力を向上させるというよりもより身体の可動性を正しく使う為に
必要な動作を習得するためと考えてほしいのです。
特に、ゴルフの場合、普段運動していない方がゴルフをすると様々な筋力低下がいづれ怪我などを
引き起こす原因になります。
ゴルフではまずアンチローションと言われる体幹系のトレーニングからをお薦めします、
スイングの時に腰椎を回旋すると腰の痛みやヘルニアなどになる可能性が高い為に、
アンチローテーションを行ない、体幹力をつくりましょう。
①アンチローテーション
できるだけ肘を伸ばして行い、左右にぶれないように意識しましょう。このアンチローテーションは
以外に難しく腕の腕力で行うと身体がチューブの力にもっていかれます。
次に
②股関節の内旋動作 ③
股関節の内旋動作です。ゴルフにとってこの動きがわからない方が多く、
内旋出来ないまま、スイングを行うとフォロースルーの際に腕だけを曲げて打つアッパースイング的な
フォームになります。その為股関節の内旋動作が正しく出来るように写真②③の股関節を内旋するトレーニングは
不可欠です。
④股関節トレーニング ⑤股関節トレーニング
写真④⑤では股関節特に片足でのトレーニングを行ないます。
このトレーニングで片足で地面支える筋力と股関節で地面を押すという感覚を掴みます。
その為に、特に片足で左右どちらでも押せる感覚を掴みましょう。
⑥サイドランジ
最後にサイドランジです、このトレーニングでは、片足で支えながら
片足を反対方向に押し出します。この時写真では左足をしっかり押すことで
右の股関節に体重がのります。これはゴルフスイングでとても重要になります。
反対方向に押さないと逆に右の股関節には体重が載らないのです。
このように筋トレを行う上でもゴルフの場合特に重要になるのは股関節の動かし方になります。
どうしてもスイングのトップに行く際に身体がもっていかれてスイングの時に、
身体の軸がぶれるとスイングはなかなか成功しません。
その為に筋トレでこの股関節周辺の筋をしっかり強化し尚且つ体幹の軸が腰椎ではなく
胸椎で回旋できる筋トレをお薦めします。
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マンツーマントレーニングを当クラブではおこなっております。
トレーナー兼コーチ野島